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談話

昔の冠婚葬祭

茨城県高萩市下君田

本談話について

茨城県高萩市下君田の昭和中期頃の「冠婚葬祭」の様子について当集落出身のAとBの男性(1947年生、1936年生)がお話をしている。本談話は2023年10月8日に下君田の緑の郷コミュニティセンターで佐藤久美子氏によって収録された。本談話の作成にあたって、科研費18K12395および19H00530の助成を受けています。

A ジャ

「では」
A カンコンソーサイノ マー トリアエズー

「冠婚葬祭の (F:まあ) とりあえず」
A ケッコンシキゲ。 ゴシューキ゜。

「結婚式か。 ご祝儀。」
B エー ゴシューキ゜ネ。

「(F:えー) ご祝儀ね。」
A アレー

「あれ」
B ウン。

「うん。」
A ト マエワ ソレ ジタクデ ヤッタヨネ。

「と 前は それ 自宅で やったよね。」
B ジダグダ。

「自宅だ。」
A アノー ヨースルニ

「(F:あの) 要するに」
B アー。

「ああ。」
A モラウ ホート

「もらう 方と」
A アノ ダス ホーノ リョーホーデ ヤッタンデショ リョーケデ。

「(F:あの) 出す 方の 両方で やったのでしょう 両家で。」
B ソーナンダネ。

「そうなんだね。」
A ネ。

「ね。」
B エー。

「ええ。」
A イドー シナカ゜ラネ。

「移動 しながらね。」
B エー。

「ええ。」
A ウン。

「うん。」
A アレー

「(F:あれ)」
A ンート

「(F:んーと)」
A モー モチロン オレタチカ゜ ケッコン スルゴロワ モー シキジョーカ゜ ウン。

「もう もちろん (1PL:俺達)が 結婚 する頃は もう 式場が うん。」
B シキジョーダネ。

「式場だね。」
B ンー。

「うん。」
A イズコ゜ロマデダッタカネ。

「いつ頃までだったかね。」
A ソノ シキジョーデ

「その 式場で」
A アー キリガン キリガエン ナッタッテ ユーガ カワッタノワ。

「ああ (D:キリガン) 切り替えに なったと いうか 変わったのは。」
A Bサンノコロワ モー ジタクデショ。

「(R:B)さんの頃は もう 自宅でしょう。」
B オレワ ジダグダ。

「(1SG:おれ)は 自宅だ。」
A シキジョーデ ヤルノワ ナガッタヨネ。

「式場で やるのは なかったよね。」
B アー アノコロワ ナガッタナー。

「ああ あの頃は なかったな。」
A マー ユーメージンナンカワ ベズカモシンネーゲド。 {笑}

「(F:まあ) 有名人なんかは 別かもしれないけど。 {笑}」
B アー。

「ああ。」
A ツージョー フツーワネ。

「通常 普通はね。」
B アー。

「ああ。」
A ナンネンノコロマデナノカナー。

「何年の頃までなのかな。」
A サンジューネンダイー。

「三十年代。」
B アー。

「ああ。」
A ウン

「うん」
A カワッタガモシンネネ。

「変わったかもしれないね。」
B サン オ オレワ サンジュー

「(D:サン) (D:オ) (1SG:俺)は 三十」
B ナンネンダ。

「何年だ。」
B サンジュー

「三十」
B サンジューゴネンカ。

「三十五年か。」
A ンー

「うん」
B ダガラ ソノコロ。

「だから その頃。」
A ウン。

「うん。」
A ンー ヨンジューネンチカクマデ ソダッタヨネ。

「(F:んー) 四十年近くまで そうだったよね。」
B オレワ ヤッタ

「(1SG:おれ)は やった」
B ヤッターネ アー。

「やったね ああ。」
A ンー。 オソラグ ジタクデ ヤッタンデショ。 ンー。

「うん。 おそらく 自宅で やったのでしょう。 (F:んー)。」
B ジ ジダグダワ。 アー。

「(D:ジ) 自宅だわ。 ああ。」
A アノコロワ タイヘンダッタヨネ。 タシカ。

「あの頃は 大変だったよね。 確か。」
A コーツーシュダンモ ナイシ。

「交通手段も ないし。」
B アー イッタリ キタリダガンネ。

「ああ 行ったり 来たりだからね。」
B アー。

「ああ。」
A ンー。

「うん。」
B イマワナー。

「今はな。」
B フツーノ。

「普通の。」
A アノ タンストカ イロンナ ソノ

「あの タンスとか いろんな その」
A カザイドーク゜ モッテ クルデショ

「家財道具[を] 持って 来るでしょ」
B アー。 {笑}

「ああ。 {笑}」
A ヨメサンカ゜。

「嫁さんが。」
A ソースト ソスト トージズジャ ナクテ マ ナ ナンニジカ マエニ

「そうすると そうすると 当日では なくて (D:マ) (D:ナ) 何日か 前に」
A アノ ク ウンソーヤサンカナンカ タノンデ モッテ キタノ オレ オボエデンダケド。

「(F:あの) (D:ク) 運送屋さんかなんか[を] 頼んで 持って 来たの (1SG:おれ)[は] 覚えているのだけど。」
B モッテ キタネ。

「持って 来たね。」
A モッテ キタンダッペ。 アレ。

「持って 来るのだろう。 あれ。」
B ウン。

「うん。」
B アトワ シンセキノ ヒトラカ゜ クッツイデ。

「あとは 親戚の 人達が くっついて。」
A アトワー マー

「あとは (F:まあ)」
A ウン ソノ チーギノ ヒトモ

「うん その 地域の 人も」
B ウン。

「うん。」
A テ クルマカ゜ アル ヒトワ ソレ オデズダイ シテ クレデ モッテ キタンダヨネ。

「て 車が ある 人は それ お手伝い して くれて 持って 来たのだよね。」
B ンー。

「うん。」
B エー。

「ええ。」
B ダイタイ ジガヨーシャワ ナガッタガラ。

「だいたい 自家用車は なかったから。」
A ナガッタネー。 ンー。

「なかったね。 うん。」
B ウン。

「うん。」
B アー ンー。

「ああ うん。」
A ホント ソーダワ。

「本当 そうだわ。」
A ンー。

「うん。」
B アー。

「ああ。」
A ソスト イヤー アノ オメデトーゴザイマス ナンカ イッテ ソレ ノゾイダリ シテネ。

「そうすると (F:いや) (F:あの) おめでとうございます 何か 言って それ[を] 覗いたり してね。」
B {笑} ソーダネ {笑}

「{笑} そうだね {笑}」
A {笑} アノ

「{笑} あの」
B ウン。

「うん。」
A トナリキンジョノ ヒトラカ゜ イッテ ノゾイタリ イヤー タイシタ タンスダヨトガネ。

「隣近所の 人達が 行って 覗いたり (F:いや) 大した タンスだよとかね。」
B {笑}

「{笑}」
B {笑}

「{笑}」
A {笑}

「{笑}」
A ンー。

「(F:んー)。」
A ソンナ ゴド アッタヨネ。

「そんな こと[が] あったよね。」
B ウン。

「うん。」
B アー。

「ああ。」
A ンー。

「うん。」
A クルマ

「車」
A クルマ ナイ ドギワー クルマ ナイ ドギッテ ムカシワ マー

「車[が] ない ときは 車[が] ない ときって 昔は (F:まあ)」
A オ モー ズイブン ムガシワ ソノ ウマトガ

「(D:オ) もう ずいぶん 昔は その 馬とか」
B アー

「ああ」
A ナンカ リヨー シタンダッペ。 ソノ アドワ クルマナンデショ アレ。

「なんか 利用 したのだろう。 その 後は 車なのでしょう あれ。」
B ソノ アドワ クルマダナ。

「その 後は 車だな。」
A クルマジャ ナギャ トーグワネ

「車で なくては 遠くはね」
B ウン。

「うん。」
B ンー。

「うん。」
A イゲナガッタデショーガラ。

「行けなかったでしょうから。」
B オイラモ クルマダッタヨ。

「(1SG:おいら)も 車だったよ。」
A ウン ソーダッペネ。

「うん そうだろうね。」
B ウン サドミガラダゲントガネ。

「うん (O:里美)からだけどね。」
A ンー ンー。

「うん うん。」
B ウン。

「うん。」
B クルマモ イー クルマジャ ネーヨ。

「車も いい車 では ないよ。」
A {笑}

「{笑}」
B ウーン {笑}

「うーん {笑}」
A イマミダイナ ジョーヨーシャジャ ナクテ。

「今みたいな 乗用車では なくて。」
B ジープダヨ ジープ {笑}

「ジープだよ ジープ {笑}」
A アー ウン ソーダヨネー。

「ああ うん そうだよね。」
B ウン。

「うん。」
A ンー ンー。

「うん うん。」
B デ オギャクサン ソンデモ ヨメサンワ

「それで お客さん そんでも 嫁さんは」
B タクシー ッツーカ。

「タクシー というか。」
A アー。

「ああ。」
B アー。 ソレデ キタンダ ネーガナ。

「ああ。 それで 来たのでは ないかな。」
A ジョーヨーシャ ンー ンー ンー。

「乗用車 うん うん うん。」
B ウーン ***ネ。

「(F:うーん) ***ね。」
B ンー。

「うん。」
A ンー。

「うん。」
B ダケンド アノ オギャクサンワ コボスンダッケネ ヤッパリ ミジカ゜ ワルイ ソノク゜レーダガラ ミジ ワルイヨネ ホソージャ ネガッタガラ。

「だけど あの お客さんは こぼすのだっけね やはり 道が 悪い そのくらいだから 道[が] 悪いよね 舗装では なかったから。」
A ウン。

「うん。」
B ンー。

「うん。」
A ヨメサンノ ウチデ

「嫁さんの うちで」
A マズ オ

「まず (D:オ)」
A ンー ナンダ ケッコンシキー マ ヨメニ ダス ワゲダガラ。

「(F:んー) なんだ 結婚式 (F:まあ) 嫁に 出す わけだから。」
B モライニ イク゜ ワゲ モライニ イク゜ンダヨネ。

「もらいに 行く わけ もらいに 行くのだよね。」
A モライニ イグンデショ。

「もらいに 行くのでしょう。」
B ソーナンダワ。

「そうなのだわ。」
A スト ソゴガラ コンド ズーット

「そうすると そこから 今度 ずっと」
A ホー

「(F:ほう)」
A ナンダ テーシュノ ホーノ イエエ キテ

「なんだ 亭主の 方の 家へ 来て」
B ウン。

「うん。」
A ソコデ コンド ヒロー スル ワゲダネ。

「そこで 今度 披露 する わけだね。」
B ソー。

「そう。」
A ソーデショ。

「そうでしょう。」
B ウン。

「うん。」
A ソスト シンルイノ ヒトダトガ

「そうすると 親類の 人だとか」
A キンザイノ

「近在の」
A ネ ヒトタジカ゜ アズマッ

「(F:ね) 人達が 集まって」
A ショータイ シテ ンデ

「招待 して それで」
B ンー。

「うん。」
A ジタグデ

「自宅で」
A ヒローエン ヤル ワゲダッペネ。

「披露宴[を] やる わけだろうね。」
B ソーダワ。 アー。

「そうだわ。 ああ。」
A ンー。

「うん。」
A スト イジニジデワ オワンネガラ

「そうすると 一日では 終わらないから」
A イジ モットモ トーグ ト。

「いち もっとも 遠く (D:ト)。」
B タイ タイカ゜イ イジニジデ オワスンダ ネーノガナー。

「(D:タイ) たいがい 一日で 終わらせるのでは ないのかな。」
A オワッタ ンー ンー。

「終った うん うん。」
A ンー。 タイヘンダナー ホント。

「うん。 大変だな 本当。」
B タイヘンダッタヨネ。 アノゴロワ

「大変だったよね。 あの頃は」
B イダマエサ ン ソンダケンドカ゜ ヤッパリ ブラクニワ イダマエサンカ゜ イダンダネ ソー ユー

「板前さん (F:うん) そうだけれども やはり 部落には 板前さんが いたのだね そう いう」
A ナンカ

「なにか」
A アー。

「ああ。」
B ヤル ヒトガネ

「やる 人がね」
A ンー。

「うん。」
B チョーリ ヤル ヒトカ゜ イダンダ。

「調理[を] やる 人が いたのだ。」
A アー。

「ああ。」
B アー。

「ああ。」
B マー イダッテ ユーヨリワ スコシ

「(F:まあ) いたって いうよりは 少し」
B エー サシミノ ヤリガダカ゜ デキルク゜レーノ **ノ ヒトカ゜

「(F:えー) 刺身の やり方が できる程度の **の 人が」
A ンー。

「うん。」
B ヤッパリ

「やはり」
B サギダッテ ヤッテ クッチャンダッペカ゜ネ。 アー。

「先だって やって くれてしまうのだろうかね。 ああ。」
A アー。

「ああ。」
A ソンデ

「それで」
A ンー オ オレ チーサイコロ ナンカイカ サゲ アレ コドモニ

「(F:んー) (D:オ) (1SG:おれ)[が] 小さい頃 何回か 酒 (F:あれ) 子供に」
A アノー フーフノ サカズギネ

「(F:あの) 夫婦の 盃ね」
B ウン。

「うん。」
A サゲツキ゜ッテ コ コド コドモノ ヤグメダッタンダヨネ。

「酒つぎって (D:コ) (D:コド) 子供の 役目だったのだよね。」
B サ サンサンクドワ ン

「(D:サ) 三々九度は うん」
B ウン。

「うん。」
A ウン。

「うん。」
A アレ ヤッタ コド アルヨ。

「あれ[を] やった こと[が] ある。」
B アー ソーゲ。

「ああ そうか。」
A アレ ダレガナー ナー ダレダッタンダッペナ。

「あれ 誰かな なあ 誰だったのだろうな。」
A ワスレチッタナ。 ダレダガナー オレ ヤッタ。

「忘れてしまったな。 誰だかな (1SG:おれ)[が] やった。」
B X1サンケ゜ノ X2チャン** ***ベ。

「(R:X1)さん[の]家の (R:X2)ちゃん** ***だろう。」
A ンー ソーカナー。

「(F:んー) そうかな。」
B {笑}

「{笑}」
A ンー

「(F:んー)」
A デ ナニカ゜ナンダガ ワガンネデ オソワッテサ ソノ トーリ ヤレバ イーンダートガ イワレデ {笑}

「それで 何が 何だか 分からないで 教わってさ その 通り やれば いいのだとか 言われて {笑}」
B ウン

「うん」
B ンー

「うん」
B {笑}

「{笑}」
A ヤッタ コド アンナー。

「やった こと[が] あるな。」
B アー。

「ああ。」
A ウン。

「うん。」
A {咳払い}

「{咳払い}」
A モー アノ ヨメサンモ チャント ウチカゲ キテ タカ アレデ ヤッタンデショ

「もう あの 嫁さんも ちゃんと 打掛[を] 着て たか あれで やったのでしょう」
B ソーダヨネ。

「そうだよね。」
A アノ チャント キモノ キテネ ウン。

「(F:あの) ちゃんと 着物[を] 着てね うん。」
B キモノ キテ ウーン。

「着物[を] 着て (F:うーん)。」
A フーン。

「(F:ふーん)。」
B ンー ンデ

「(F:んー) それで」
B

「(F:あ)」
B オナコ゜ッツァンワ イッショーケンメー

「お仲人さんは 一生懸命」
B アノ

「あの」
B ハヤグ オワシテ カエリテーンダヨネ ヨメサン モライニ イク゜ トギ。

「早く 終わらせて 帰りたいのだよね 嫁さん[を] もらいに 行く とき。」
A アー。 {笑}

「ああ。 {笑}」
B アー。

「ああ。」
B ソースト コンドワ ハー サゲ ノンデ ヨッパラッテ キッチマーベ

「そうすうと 今度は (F:はー) 酒[を] 飲んで 酔っ払って きてしまうだろう」
B ソースト ケーサネニェーダヨ。

「そうすると 帰さないのだよ。」
B {笑} ムゴサマニ ムゴサマニダケ ノマセダリ

「{笑} 婿様に 婿様にだけ 飲ませたり」
A {笑}

「{笑}」
A ンー ンー。

「うん うん。」
B {笑} ヤッパリ イジワルナ ドゴ** アンダネ。

「{笑} やはり いじわるな ところ** あるのだね。」
A ンー。

「うん。」
B アー。

「ああ。」
A フーン。

「(F:ふーん)。」
B ナンーベンモ ナンカイデモ イダノマサマ ッツッタンダ アレネ。

「何遍でも 何回でも 板の間さま と言ったのだ あれね。」
A アー。

「ああ。」
B チョーリ スル ヒト イダノマサマ イダノマサンマッテ。

「調理 する 人 板の間さま 板の間さまと。」
B ンー ソゴサ アシ ハゴンデ

「(F:んー) そこに 足[を] 運んで」
B ワー オイトマ シテー オイトマ シテーナッテ

「(D:ワー) おいとま したい おいとま したいなと」
A {笑}

「{笑}」
B {笑} イッテ。

「{笑} 言って。」
B {笑}

「{笑}」
B モラッテ キンダッケナー アー。

「もらって くるのだっけな (F:あー)。」
A ンー。

「うん。」
A マー

「(F:まあ)」
A ンー ナン ツンダ ジューブンニ サゲダッテ ノメネーネ

「(F:んー) なんて 言うのだ 十分に 酒だって 飲めないね」
A ジダイモ アッタガラネ。

「時代も あったからね。」
B マアネ。

「まあね。」
A ウーン。

「(F:うーん)。」
A ジユージザイニ イマミタイニ ソノネ

「自由自在に 今みたいに そのね」
A ノメナイガッタガラー サゲカ゜ デレバ ヤッパリ

「飲めなかったから 酒が でたら やはり」
B ウーン。

「うん。」
A ンー {笑} ソゴデ ナカ゜イ シテ ナンボデモ ノンデ

「(F:んー) {笑} そこで 長居 して いくらでも 飲んで」
B {笑}

「{笑}」
B {笑}

「{笑}」
A ウコ゜ガネーデ

「動かないで」
A ウン カエンネート。

「うん 帰らないと。」
B ウーン。

「うん。」
A ンー。

「うん。」
B ** オナコードサンワ アト

「** お仲人さんは あと」
B ソレ

「それ」
B アレ フタリダッペ

「あれ 二人だろうよ」
A ンー。

「うん。」
B アノ フーフ フタリデ

「あの 夫婦 二人で」
B タイカ゜イ ヤッカラネ。

「たいがい やるからね。」
A ンー。

「うん。」
B ソレ ソレサ コンドワ オギャクサンッテ クッツイデク゜ ヒトカ゜ インダヨネ。 フタリク゜レ クッツイデ イク゜ノガナ。

「それ それに 今度は お客さんといって くっついて行く 人が いるのだよね。 二人くらい くっついて 行くのかな。」
A アー ナルホド。

「ああ なるほど。」
B ダガラ

「だから」
B ヨニンク゜ライデ ムゴサマ ソイデ

「四人ぐらいで 婿様 それで」
B ゴ ゴニンク゜ライデ イク゜ イク゜ンダヨネ。

「(D:ゴ) 五人ぐらいで 行く 行くのだよね。」
A ンー。

「うん。」
B アー。

「ああ。」
A ナコードサンモ ソノコロワ タイヘンダッタネ タイヤグダ ホントニ。

「仲人さんも その頃は 大変だったね 大役だ 本当に。」
B タイヘンダッタ。 ウン。

「大変だった。 うん。」
A ンー。

「うん。」
A イマワ ナコードナンカ イナイデ {笑}。

「いまは 仲人なんか いないで {笑}。」
B ヤッチマーネー

「やってしまうね」
B アー。

「(F:あー)。」
A ウン。

「うん。」
B ンー。

「うん。」
A ンー。

「うん。」
A アノ ツクリナゴードトカ タノマレナゴードトカッテ ムカシ ユッタケドネ。

「あの つくり仲人とか 頼まれ仲人とかと 昔 言ったけどね。」
B ンー ダネ。

「うん だね。」
A ツクリナゴードナンカノ ヒトワ ナガオ ツクッテ ジブンデ ナゴード ヤンダガラ タイヘンダッタト オモーヨネ。

「つくり仲人なんかの 人は 仲を つくって 自分で 仲人[を] やるのだから 大変だったと 思うよね。」
B アー。

「ああ。」
B ナン ソンナ ヒトラカ゜

「(D:ナン) そんな 人達が」
B ナンニンモ ナンニンモ ヤッパリ

「何人も 何人も やはり」
A ウーン。

「うん。」
B アノー ミツケンダネ。

「(F:あの) 見つけるのだね。」
A アー。

「ああ。」
B ンー ソノ ヨメサン ミツケダリ

「うん その 嫁さん[を] 見つけたり」
A ウーン ン。

「うん うん。」
B ヤー コノ ムスメ イガッペトガナントガ。

「(F:やあ) この 娘[が] 良いだろうとかなんとか。」
A ンー。

「うん。」
B アー。

「ああ。」
A ダガラ ソー ユー ヒトカ゜ イマワ モー ゼンゼン イナイガラ。

「だから そう いう 人が 今は もう 全然 いないから。」
B イナイネー。

「いないね。」
A ウン ダガラネー ドーシテモ

「うん だからね どうしても」
A ンー。

「うん。」
A イマワ ムカシワネ モー ドン ド アノ イロンナ チーギノ コトオ ワガッテル チョーローミタイナ ヒトカ゜ イデ

「今は 昔はね もう (D:ドン) (D:ド) (F:あの) いろんな 地域の ことを 分かっている 長老みたいな 人が いて」
A ソー ユー ジョーホーオ コンド キギツケデ

「そう いう 情報を 今度 聞きつけて」
B {笑}

「{笑}」
A エー アシ ハゴンデ イッテ ナントガ

「(F:えー) 足[を] 運んで いって 何とか」
A エンズゲヨート

「縁づけようと」
B ウーン。

「うん。」
A ウン ユー ゴドデネ。

「うん いう ことでね。」
A ホントニ ガンバッテタヨーナ トシ トシヨリノ ヒトカ゜ イダンダヨネ。

「本当に 頑張っていたような (D:トシ) 年寄りの 人が いたのだよね。」
B ナンダカンダ アレー

「なんだかんだ あれ」
B ナンゲンカ アルグウチニ メッカンダッペネ。

「何軒か 歩くうちには 見つかるのだろうね。」
A ンー ンー。 ホントナンダ。

「うん うん。 本当なんだ。」
B ンー。

「うん。」
B アー。

「ああ。」
A ダガラ イマワ オレワ オモーノニワ ヤッパリ

「だから いまは (1SG:俺)は 思うのには やはり」
A ソー ユー ヒトカ゜ イタガラ ソノ チーキナンカカ゜ ヤッパリ ナリタッテンダゲド

「そう いう 人が いたから その 地域なんかが やはり 成り立っているのだけど」
A

「ね」
A デ ソゴデ ケッコン シテ コドモカ゜ ウマレテ マタ ソノ コドモカ゜

「それで そこで 結婚 して 子供が 生まれて また その 子供が」
A マダ ケッコン シテト コー ズーット ソレ ダイダイ コーネ

「また 結婚 してと こう ずっと それ 代々 こうね」
A ヤッテ キタ イママデ ヤッテ キタ ナカ゜レカ゜ ヤッパリ

「やって きた 今まで やって きた 流れが やはり」
A ソノ チーギノ

「その 地域の」
A カソカナンカオ アル テードワ

「過疎化なんかを ある 程度は」
A ソー ユー

「そう いう」
A チカラデ

「力で」
A コー ナントガ コー

「こう なんとか こう」
A ケーゾグ シテ キテタンダヨネ。

「継続 して きていたのだよね。」
B アー。

「ああ。」
A イマワ ダメダ ホントニナー ヨメサン

「今は だめだ 本当にな 嫁さん[を]」
A モラワナイト ソノウチワ ソノー

「もらわないと そのうちは その」
A オレカ゜ シンダ アド ドーナンダッテ コトン ナッチャーガラネ {笑}

「(1SG:俺)が 死んだ あと どうなんだという ことに なってしまうからね {笑}」
B ンダ。 {笑} ンー。

「そうだ。 {笑} うん。」
A ンー ケッコン シナイト。

「うん 結婚 しないと。」
A エッ。

「えっ。」
B アー。

「ああ。」
A アー ソーダヨ。

「ああ そうだよ。」
B ソーダネ。

「そうだね。」
A ウン。

「うん。」
B ウン。

「うん。」
A アノー

「あの」
A ジジョーワ チカ゜ウゲド センコ゜ マモナグ

「事情は 違うけど 戦後 まもなく」
A ナンカ ケッキョグ

「なんか 結局」
A フクイン シテ クルト ケッコンテギレーキダガラ

「復員 して くると 結婚適齢期だから」
A ソー ユー ヒトワ ヤッパリ スク゜ニデモ

「そう いう 人は やはり すぐにでも」
A アノー ケッコン スルヨーニ

「あの 結婚 するように」
A オヤナンカモ コー

「親なんかも こう」
A コゴロカ゜ケデダンダガ シラナイケド

「心がけていたのだか しらないけど」
A ワリアイ チカグデネ。

「割合 近くでね。」
B チカグダネ。

「近くだね。」
A エンク゜ミカ゜ ンー

「縁組が んー」
B ンー。

「んー。」
A ミンナ。 ウジナンカ スク゜ ソバダモン

「みんな。 うちなんか すぐ そばだもん」
A {笑}

「{笑}」
A ダガラ イチキロモ ナイ ドゴノ ヤッパリ ンデ ドーキューセーダドカ ヤッパリ シッテルネ。

「だから 一キロも ない ところの やはり それで 同級生だとか やはり 知っているね。」
B ソーダネ。

「そうだね。」
A ドーシカ゜ ヤッパリ ナッテデ オーイヨネ。 コゴワ

「同士が やはり なっていて 多いよね。 ここは」
A コゴバカリジャ ナクテ ゼンコ゜クテキニ ソーナンジャ ネーガナ。

「ここばかりでは なくて 全国的に そうなのでは ないかな。」
B ゼンコ゜クテキニ ソーダッタンダガモシレンネーネ。 ンー。

「全国的に そうだったのかもしれないね。 (F:んー)。」
A ンー。

「うん。」
B アー。

「ああ。」
B マー シンセギノ ヒトラモ イッショケンメイニ ナッテ ヤッパリ サカ゜シテ ヤッテダンダヨネ。

「(F:まあ) 親戚の 人達も 一生懸命に なって やはり 探して やっていたのだよね。」
A ソーダネー。 ンー ホント ソーダワ。

「そうだね。 うん 本当 そうだわ。」
B ウーン。

「うん。」
B アー。

「ああ。」
B ダカラ

「だから」
A アー。

「ああ。」
B アノコロダッテ ミキ゜カ゜ワニ ツーロガ アッタッペガラネ。

「あの頃だって 右側に 通路が あっただろうからね。」
A アー。

「ああ。」
B ンー。

「うん。」
B ヒトヤマモ フタヤマモ **ケント。 {笑} **ペガラ。

「ひと山も ふた山も **けれど。 {笑} **だろうから。」
A {笑} アトワ ソノー

「{笑} あとは その」
A シンルイカ゜ ドコガ チカーグニ アルト ソノ シンルイオ タヨッテ ドンドン ドンドン イッテ

「親類が どこか 近くに いると その 親類を たよって どんどん どんどん いって 」
A ダー アソコニ ムスメカ゜ イルワトカ ナンカッテ

「// あそこに 娘が いるわとか なんかと」
B ンー。

「うん。」
A ネ タドッテ

「ね たどって」
A デ ナンデ カンケーナイ ドゴロ ゼンゼン トーグノ ホーカラ キテル ヒト キグト

「それで 何で 関係ない ところ 全然 遠くの 方から 来ている 人[に] 聞くと」
A イヤー アソゴノ ウジノ ナントカサン ドゴニ ウジノ イドゴカ゜ イルトガ

「(F:いや) あそこの うちの なんとかさん[の] ところに うちの いとこが いるとか」
B {笑}

「{笑}」
A オバサンカ゜ イルトガ ナントガ ユッテ

「おばさんが いるとか なんとか 言って」
A ソレデ ソノ キタンダトガッテ ヒトカ゜ オーインダヨ。

「それで その 来たのだとかという 人が 多いのだよ。」
B ンー ツレ ツレデ キラレッチャッテネ。

「うん (D:ツレ) 連れて 来られてしまってね。」
A ン。

「うん。」
B ン ツレデ キラッチャッタッテ ユー コトダッペ。

「うん 連れて 来られてしまったと いう ことだろう。」
A

「うん」
A ンー

「うん」
A ソー ソー ソー ソー。

「そう そう そう そう。」
B ウン。

「うん。」
A ジャ ナガッタラ コッチー コナガッタンダヨトガネ

「そうでは なかったら こっちへ 来なかったのだよとかね」
B ウン。

「うん。」
A ソー ユー ズイブン アドガラ キクモンネ。

「そう いう ずいぶん 後から 聞くものね。」
B ソーダネ。

「そうだね。」
A ミンナ トークノ ホーカラ キテル ヒトワ ミンナ ソーダ。

「みんな 遠くの 方から 来ている 人は みんな そうだ。」
B アー。

「ああ。」
A ココワ アノ フクシマケンノネ

「ここは あの 福島県のね」
A ソゴノ ハナワマチトカ

「そこの (O:はなわまち)とか」
A ヤマツリトガネ。

「(O:やまつり)とかね。」
A アッチノ ホーダトカ サトミダトガ

「あっちの 方だとか (O:里美)だとか」
A ンー

「(F:んー)」
A ズイブン アノ イッタリ キタリ ヤッパリ シテンダヨネ。

「ずいぶん あの 行ったり 来たり やはり しているのだよね。」
A ダガラ ソー ユー

「だから そう いう」
A マー セーカツケンデワ アルケドモ カナリ トーイ ドゴロカラモ

「(F:まあ) 生活圏では あるけども かなり 遠い ところからも」
A ソー ユー ヤズデ ヤッパリ キテンダネ。

「そう いう やつで やはり 来ているのだね。」
B ヤー ニシノ ホーガラ モラッテ キット ハダラギモンダカラトガ  ハダラガセル タメニネ

「(F:いや) 西の 方から もらって くると 働き者だからとか 働かせる ためにね」
A {笑}

「{笑}」
A {笑}

「{笑}」
B ツレデ キタンジャ ネートガネ {笑}

「連れて 来たのでは ないとかね {笑}」
A {笑}

「{笑}」
A X3サンワ イッテダヨネ

「(R:X3)さんは 言っていたよね」
B {笑}

「{笑}」
A {笑}

「{笑}」
A イヤ オレ ナニ ユーノガナト オモッタラ イヤー ヨメ モラウノニワ

「(F:いや) (1SG:おれ)[は] なに[を] 言うのかなと 思ったら (F:いや) 嫁[を] もらうのには」
A オーシューダ ネゲ ダメダナンテ ユー ハナシ シテンノ。

「(O:奥州)で なくては だめだなんて いう 話[を] しているの。」
B {笑}

「{笑}」
A デ オーシュー ッテノワ フクシマケンノ

「それで (O:奥州) というのは 福島県の」
A イバラキ゜ケンニ チカイ ホーネ。

「茨城県に 近い 方ね。」
B {笑}

「{笑}」
A ハダラギモノデ ユーメーナンダッテ。

「働き者で 有名なのだという。」
A デ ミンナ ヨメサンカ゜ ハダラグンダッテ ユー ソー ユー ハナシ シテタヨネ。

「それで みんな 嫁さんが 働くんだのだと いう そう いう 話[を] していたよね。」
A ウン。

「うん。」
A ダカラ ズイブン オーイデスヨ アノ オーシューカラ

「だから ずいぶん 多いですよ あの (O:奥州)から」
A キミダニ

「(O:君田)に 」
A キテル ヒトワ。

「来ている 人は。 」
A イッテル ドゴモ アルシネ。

「行ってる ところも あるしね。」
A ウン。

「うん。」
A ウン。

「うん。」
A ムカシワ アノー ギョーショーノ ヒトガ イタデショ。

「昔は (F:あの) 行商の 人が いたでしょ。」
B アー ギョーショーネー。

「ああ 行商ね。」
A クスリヤサンダトカ イロンナ ソノ タンモノヤサンダトカ ゴフクヤサンダトカ。

「薬屋さんだとか いろんな その 反物屋さんだとか 呉服屋さんだとか。」
B ン。

「うん。」
B ウン。

「うん。」
B ショッテ アルッタ ヒトカ゜ネ。

「背負って 歩いた 人がね。」
A ウン。

「うん。」
B ウン。

「うん。」
A デ ソー ユー ヒトカ゜ イロンナ トゴニ イッテ ウチオ タズネデ イグ モンダカラ

「それで そう いう 人が いろんな ところに 行って 家を 訪ねて いく ものだから」
A ジョーホー アル ワケダ。

「情報[が] ある わけだ。」
B ジョーホー アル。

「情報[が] ある。」
A ソスト ウジニ イデ コレ ムスコ ヨメ モラワナギャ ナンネンダケド

「そうすると うちに いて これ 息子[が] 嫁[を] もらわなければ ならないのだけど」
A ダレガ イネーベガナンテ ハナシ スット

「誰か いないだろうかなんて 話[を] すると」
A イヤ ドコドコニ イダヨトガ ドコドコニ イルヨトカッテ ユー ジョーホーワ トレダンダヨネ。

「(F:いや) どこどこに いたよとか どこどこに いるよとかと いう 情報は とれたのだよね。」
B アー。

「ああ。」
A ソストー ソレ ナコードサンミタイナ スギナ ヒトワ

「そうすると それ 仲人さんみたいな 好きな 人は」
A ウン

「うん」
A ンジャー オレンデ ハナシテ ミッカラトガ イッテ エンズケタネ。

「では (1SG:おれ)の方で 話して みるからとか 言って 縁づけたね。」
B ウン。

「うん。」
A ソー ユー ゴドモ アッタ ダカラ イマワ マー テレ マー

「そう いう ことも あった だから いまは (F:まあ) (D:テレ) (F:まあ)」
A ンー ジョウホーッテ ナガナガ ソノ ネーベケド エヌエス ネットトガ ソンナノデ ワガイ ヒトタチワネ

「(F:んー) 情報って なかなか その ないだろうけど エヌエス ネットとか そんなので 若い 人たちはね」
A シラナイ ヒトト トモダジン ナッタリナンカ スンデショーケド

「知らない 人と 友達に なったりなんか するのでしょうけど」
A ムカシワ ソー ユー ホントニ ジョーホーダナ。

「昔は そう いう 本当に 情報だな。」
A アノー。

「(F:あの)。」
A ギョーショー ヤッテタ ンー

「行商[が] やっていた (F:んー)」
A クスリヤサンカ゜ オーイネ ヤッパリ クスリヤサンダトカネ

「薬屋さんが 多いね やはり 薬屋さんだとかね」
A クスリヤサンワ トヤマケンカラ

「薬屋さんは 富山県から」
A ク クリニ

「(D:ク) (D:クリニ)」
A ウリニ クンダケド オロシニ クンダケド

「売りに くるのだけど 卸に 来るのだけど」
A アノ ヒトワ ゼンブ アグガラネ

「あの 人達は 全部 あるからね」
A ウン

「うん」
A ダガラ ワカンダヨネ ジョウホーカ゜。

「だから 分かるのだよね 情報が。」
A デ マタ ミンカ トマッテ

「それで また 民家[に] 泊まって」
A ウン

「うん」
A アノー マルサン マルイ

「(F:あの) (O:まるさん) (O:まるい)」
A アド ナンダッケ。

「あと なんだっけ。」
B マルサント マルイ

「(O:まるさん)と (O:まるい)」
B ウジデナンカワ リョーホー ** ソノ フタズシカ オガ オガナカッタカラ。

「うちなんかは 両方 ** その 二つしか (D:オガ) 置かなかったから。」
A カネ

「かね」
A ウン。

「うん。」
B ダケントカ゜

「だけれども」
B アレガ ヨッツブングレーカ イズツグラレーワ

「あれが 四つぐらいか 五つぐらいは」
B アルミテーダヨネ ウン。

「あるみたいだよね うん。」
A アッタヨネ ヨッツドガ イズツネ クスリヤサンカ゜ネ。

「あったよね 四つとか 五つ 薬屋さんがね。」
B クスリヤサンネ。

「薬屋さんね。」
A ウン ンデ トマル ヤドカ゜ イズモ オナジダッタンダ。

「うん それで 泊まる 宿が いつも 同じだったのだ。」
B アー。

「ああ。」
B ウン。

「うん。」
A オレン ドゴワ ダレダッケナ マルイダッケガナ

「(1SG:おれ)の ところは 誰だっけな (O:まるい)だっけかな」
A トギドギ トマッタナ。

「時々 泊ったな。」
B アー。

「ああ。」
A

「うん」
A ンデー イッシューカンク゜ライ トマッテンダ。

「それで 一週間ぐらい 泊まっているのだ。」
A ウン。

「うん。」
A ソシテ ズーット アルイデネ。

「そして ずっと 歩いてね。」
A ウン デ ソノ アトワ ジデンシャダヨネ。

「それで それで その 後は 自転車だよね。」
B ア アルギダガンネ。

「あ 歩きだからね。」
B ジデンシャ。

「自転車。」
A コンドワ ジテンシャ モッテ キテ

「今度は 自転車[を] 持って 来て」
A ソノ アト バイクン ナッタゲドネ。

「その 後 バイクに なったけどね。」
A ンー。

「うん。」
A ウン。

「うん。」
A トヤマ ソレカラ カナモノヤサンナンカモ キタデショ。

「富山 それから 金物屋さんなんかも 来たでしょ。」
B カナモノヤサンモ キタネ。

「金物やさんも 来たね。」
A ウン カナモノヤワ オレン ドコ トマッテダナ ナンダッケ アノ カナモノヤ。

「うん 金物屋は (1SG:おれ)の ところ[に] 泊まっていたな なんだっけ あの 金物屋。」
B ウン。

「うん。」
A シラカワノ ホーガラ キタ

「(O:白河)の 方から 来た」
B シラガワノ カナモノヤゲ。

「(O:白河)の 金物屋か。」
A ソー。

「そう。」
A ウン。

「うん。」
B ウーン。

「うん。」
A デー オヤジサンカ゜ ムスコサンオ チューカ゜グ ソツギョー シット

「それで おやじさんが 息子さんを 中学[を] 卒業 すると」
A ムスコサンオ ツレデ

「息子さんを 連れて」
A ンデ ニ ニネンク゜ライ イッショニ クンダワ。

「それで 二 二年ぐらい 一緒に 来るのだわ。」
A ソスト オヤジカ゜ ダイタイ インタイ シテ コンド ムスコカ゜ クルヨーニ ナッテネ。

「そうすると おやじが だいたい 引退 して 今度 息子が 来るように なってね。」
B ヘヘ {笑}

「へへ {笑}」
A ウン ウン。

「うん うん。」
A ダイ イギナリ ムスコニワ

「// いきなり 息子には」
A ンー アノコロワ ジョーズダナ ソー ユー バトンタッチワ ホントニ。

「(F:んー) あの頃は 上手だな そう いう バトンタッチは 本当に。」
B アー。

「ああ。」
A ウン オヤジカ゜ ゼンブ ツレデネ。

「うん おやじが 全部 連れてね。」
A ンデ アノー アルイデ

「それで (F:あの) 歩いて」
A ウン

「うん」
A ンデ オシエンダネ。

「そんで 教えるのだよね。」
A ソーダヨ。

「そうだよ。」
A ウン。

「うん。」
A ムカシワ コゴワ ンデモネ カミキミダニ

「昔は ここは でもね (O:上君田)に」
A エー ウン アノ サガイワネ

「ええ うん (F:あの) (O:さかい)わね」
B ウン サガイワネ ヤタ ヤッタネ。

「うん (O:さかい)はね (D:ヤタ) やったね。」
A ヤッタケドモ サイコ゜ノコロマデ リョカン ヤッテダゲド

「やったけども 最後の頃まで 旅館[を] やっていたけど」
A ナガッタガラ。 ヤッパリ ミンカデ。

「なかったから。 やはり 民家で。」
A {咳払い}

「{咳払い}」
B ゴフクヤー ゴフクヤナンカモ ソウイヤ ウッタナ。

「呉服屋 呉服屋なんかも そういえば 売ったな。」
A ソーデショ。

「そうでしょ。」
B ンー イヤ ウッタ。

「うん (F:いや) 売った。」
A アノー ネンパイノ オバサンデ ナンタッカナ サイコ゜ノ ホーマデ キテダ。

「(F:あの) 年配の おばさんで なんていったかな 最後の 方まで 来ていた。」
A ジューモンジアダリニ ヨグ。

「(O:十文字)あたりに よく。」
B ウン。

「うん。」
B アー。

「ああ。」
B イダネ。

「いたね。」
B ウン ナンダッケ ヒタジガラ キテル ヒトダッタナ。

「うん なんだっけ (O:常陸)から 来ている 人だったな。」
A ンー。

「うん。」
B ウン。

「うん。」
A ホントナー。

「本当な。」
B ギョーショーニ アルグノワ オンナ ヒトジャ ナクテ オドゴダッタッペケントカ゜ ゴフクンモノナンカダラ ヤッパリ オンナダモンネ。

「行商に 歩くのは 女の 人では なくて 男だっただろうけど 呉服物なにかなら やはり 女だものね。」
A ンー。

「うん。」
B アレク゜ライデネ。

「あれぐらいでね。」
B イヤー。

「(F:いや)。」
B アレモ ギョーショーッテ ユーンダッペネ。 ンー。

「あれも 行商と いうのだろうね。 うん。」
A ンー。

「うん。」
B ンー。

「うん。」
B サガナナンカワ

「魚なんかは」
B オーツガラ

「(O:大津)から」
A ソー。

「そう。」
B キタカラネ。

「来たからね。」
A ソー。

「そう。」
B コノヘンワ。

「この辺は。」
B アー。

「ああ。」
A ジテンシャダッタネ。

「自転車だったね。」
B ウーン。

「うん。」
A モット セオッテ **キタ ギョーショーワ

「もっと 背負って **来た 行商は」
A アンマリ ソノ クスリヤサントカナンカワ

「あまり その 薬屋さんとかなんかは」
A ワカッテッケド サガナヤワ

「分かっているけど 魚屋さんは」
A ショッテワ コナガッタノガナ。

「背負っては 来なかったのかな。」
B テンビン。

「天秤。」
A アー ソッカ。

「ああ そうか。」
B ンー テンビン ウン。

「うん 天秤 うん。」
A テンビンカ。

「天秤か。」
A ソッ。

「そう。」
A テンビンデ キタンダネ。

「天秤で 来たのだね。」
B テンビンデ キタ。

「天秤で 来た。」
A オレワ ヨグ ワガンナイケド {笑}

「(1SG:俺)は よく 分からないけれど {笑}」
B {笑}

「{笑}」
A {笑}

「{笑}」
A フーン。

「ふーん。」
A アノー ムガシ ソレ レーゾーコカ゜ ナイデショ。

「(F:あの) 昔 (F:それ) 冷蔵庫が ないでしょう。」
B アー。

「ああ。」
A ダガラ アノ

「だから (F:あの)」
A カツオナンカ イッポン カウ ワケダヨ

「かつおなんか 一本 買う わけだよ」
A ネー。

「ねえ。」
A ソースト

「そうすると」
A ソノ **イドニ ナンカ

「その **井戸に なんか」
A オゲガナンカニ イレデ

「桶かなんかに 入れて」
B {笑}

「{笑}」
A アノ アソコワ テーオン ナンノ シタニ

「(F:あの) あそこは 低温に なるの 下に」
B アー ン ソ。

「ああ うん そう。」
B アー ツルサケ゜デネ。

「ああ 吊り下げてね。」
A オロシテネ。

「下ろしてね。」
B ウン。

「うん。」
A ウン。

「うん。」
A ウン ソンナ ムガシワ ホント レーゾーコワ

「うん そんな 昔は 本当 冷蔵庫は」
A ナガッタガラナー。

「なかったからな。」
B ンー。

「うん。」
A ドゴノ カテーモ ソーナンダッペゲド。

「どこの 家庭も そうなのだろうけど。」
B ゴシューキ゜ナンカノ サガナワ

「ご祝儀なんかの さかなは」
B アノー

「(F:あのー)」
B チョーネーノ ヒトラカ゜

「町内の 人達が」
B テズダッテ

「手伝って」
B タゴオ ニダリ ナニッカ ヤッタリネ。

「蛸を 煮たり なにか してね。」
A アー ソウダッタネ。

「ああ そうだったね。」
B アー。

「ああ。」
A ニザガナナンカワ ヨグ ヤッタワ。

「煮魚なんかは よく やったわ。」
B ニザガナ ヤッカラ。 アー。

「煮魚[を] やるから。 ああ。」
A ンー オボエデル。

「うん 覚えている。」
A ンー ソンデ ソレ アジミナンカ シテ ヌスミザケ ノンデ ヨッパラッチャッテー

「んー それで それ 味見なんか して 盗み酒[を] 飲んで 酔っ払ってしまって」
B {笑}

「{笑}」
A {笑}

「{笑}」
A ホンデ オゴラレデルノ ミダヨ ホント。

「それで 怒られているの 見たよ 本当。」
B {笑}

「{笑}」
A ウーン。

「うん。」
B ウーン。

「うん。」
A ソー アッタワネー

「そう あったわね」
A ソーダワ。

「そうだわ。」
B サゲワ ドブログゲ。

「酒は どぶろくか。」
A ンー ソーダネ。

「うん そうだよ。」
B ドブログ ツグッタヨ

「どぶろく[を] つくったよ」
A ンー。

「うん。」
B ンー。

「うん。」
A {笑}

「{笑}」
A ホント ソーダ。

「本当 そうだ。」
A ソー ユーノ アッタ。

「そう いうの[が] あった。」
B ゴシューキ゜ニ ツカウ ヤツダガラナンツッテ

「ご祝儀で 使う やつだからって」
B チャント コシテネ。

「ちゃんと こしてね。」
A アー アー ウン。

「ああ ああ うん。」
B ウン。

「うん。」
B アー ゴハンツブカ゜ ハインネヨーニ シテ。

「ああ ご飯粒が 入らないように して。」
A ンー。

「うん。」
B アー。

「あー。」
B ヤッパー モノカ゜ ネー ジギダッタンダッペナ ソノコロワ。

「やはり ものが ない 時代だっただろうな その頃は。」
B ンー。

「うん。」
A アレー

「(F:あれ)」
A マ イ イマワ ケッコンシキノ ハナシダッタゲド アノ

「(F:まあ) (D:イ) 今は 結婚式の 話だったけど (F:あの)」
A ソー ソーシキネ。

「(D:ソー) 葬式ね。」
B ウン。

「うん。」
A ソーシキモ コレ タイヘンダッタヨネー。

「葬式も (F:これ) 大変だったよね。」
B ソーシギモ タイヘンダッタ。

「葬式も 大変だった。」
A ネー。

「ねえ。」
B アー。

「ああ。」
A ホントニ タイヘンダッタ アレワ。

「本当に 大変だった あれは。」
A イマワ モー ソーギヤサンカ゜ イッサイガッサイ ヤルガラ。

「今は もう 葬儀屋さんが 一切合切 やるから。」
B ヤッカンネ。

「やるからね。」
A ウーン。

「うん。」
B ウン。

「うん。」
A チョーカイノ テズダイナンカ イラナクテモネ。

「町会の 手伝いなんか いらなくてもね。」
B ウン。

「うん。」
A ナンボデモ デギルケドモ

「いくらでも できるけども」
A ムガシワ ジョーカイデ テツダワナカッタラ デギナガッタデショ。

「昔は 町会で 手伝わなかったら できなかったでしょう。」
B デギナガッタ。

「できなかった。」
B ウン。

「うん。」
A オグヤミワネ。

「おくやみはね。」
B ****デ ア

「****て (F:あ)」
B オーキー オグヤミ アッタネ ニゲンモ サンケ゜ンモ。

「大きい お悔み[が] あったね 二軒も 三軒も。」
A ソー。

「そう。」
B ジョーヤド トッタガラネ。

「定宿[を] とったからね。」
A ンー。

「うん。」
B アー。

「あー。」
A ダガラ ムラハジブッテ ユーノワ ソノ ニブワネ

「だから 村八分と いうのは その 二分わね」
A カジノ アドシマズ アドカタズケト

「火事の 後始末 後片付けと」
A クヤミダトガ イッタヨネ。

「おくやみだとか いったよね。」
B アー。

「ああ。」
A ン ソレワ モー

「うん それは もう」
A ホガノ ヤズワ イッサイ

「ほかの やつは 一切」
A ヤッテ ヤンネケドモ ソレダケワ モー ノゴシトグベト。

「やって やらないけども それだけは (F:もう) 残しておこうと。」
B ンー。

「うん。」
A コレ ヤッチャッタラ モー

「これ やってしまったら もう」
A タイヘンナ ゴドダガラ

「大変な ことだから」
A ソレダゲワ ナー ミンナデ テズダーベ ッツ コトデ ムラハチブトガ イッテダンダッテネ。

「それだけは (F:まあ) みんなで 手伝おう という ことで 村八分とか 言っていたのだってね。」
B アー。

「ああ。」
A ウーン。

「うん。」
B オレワ キータ ゴド ナガッタナ ソンナ ゴド。

「(1SG:おれ)は  聞いた こと[が] なかったな  そんな こと。」
A ンー。

「うん。」
B ウーン ン。

「うん うん。」
A ダッテー

「だって」
A ソーシキワ

「葬式は」
A ンー マ ヒ ヒニジモネ

「(F:んー) (F:まあ) (D:ヒ) 日にちもね」
A コレ スク゜ ヤル ワゲ アシタ ヤル ワゲ イガネーガラ

「これ すぐ やる わけ[に] 明日 やる わけ[に] いかないから」
A ウン

「うん」
A ナグナレバ ソノ シラセオ ウケタラバ ソノ ツキ゜カラワ モー

「亡くなれば その 知らせを うけたら その 次からは もう」
B ワッ

「(D:ワッ)」
A ズーット イッシューカンク゜ライ テツダッタンダッペ。

「ずっと 一週間くらい 手伝ったのだろう。」
B イッシューガンク゜ライ カガンダ ネーノガナ。

「一週間くらい かかるのでは ないのかな。」
A ネー。

「ねえ。」
B ウーン。

「うん。」
A ソンデ

「それで」
A アノ

「(F:あの)」
A ナンツンダ シン シンセギノ ウチエ ソレ

「なんて言うのだ (D:シン) 親戚の 家に それ」
A デンタズニ イグノニワネ

「伝達に いくのにはね」
A イマワ デンワダトガ ナンカデ カンタンニ イエッケド

「今は 電話だとか なんかで 簡単に 言えるけど」
B ウーン。

「うん。」
A アノコロワネ

「あの頃はね」
A フタリデ タノンダンデショ アレ。

「二人で 頼んだんでしょう あれ。」
B シラセル ウン。

「知らせる うん。」
B ヒキャグッテ イッテネ。

「飛脚と 言ってね。」
A ヒキャグネ。

「飛脚ね。」
B ウン。

「うん。」
A ンー。

「うん。」
B ソンジ ナンデカンデ フタリダ ネーゲレバ

「それで なんでかんで 二人で なければ」
A ンー。

「うん。」
B ヨイツブレタダ ドギニ ナニカ アッカラッテ ユーンデ

「酔いつぶれた ときに なんか あるからと 言うので」
B フタリデ **ガッタンダヨネ。

「二人が **かったのだよね。」
A ンー。

「うん。」
B ンー。

「うん。」
A ンー フタリダラ マジカ゜イモ ナイシ

「うん 二人なら 間違いも ないし」
B マジカ゜イ ネーカラ ンー。

「間違い ないから うん。」
A ンー

「うん」
A ユッタ ユワナイ ゴドン ナン ナンナイシ。

「言った 言わない ことに (D:ナン) ならないし。」
A ンー。

「うん。」
A ソンデ ムゴーデモ

「それで 向こうでも」
A ソノ ヒキャグカ゜ クルト

「その 飛脚が 来ると」
A チャント サゲ サゲゼンオ ダシテ

「ちゃんと 酒 酒膳を 出して」
A デムガエダンダネ。

「出迎えたのだね。」
B ダ マッテンダヨネ。

「(D:ダ) 待っているのだよね。」
A ンー マッテンノデ。

「うん 待っているので。」
B ンー。

「うん。」
A ンー。

「うん。」
A ソレ

「それ」
A ワガッテデモ イッタン イッタンダヨネ。

「分かっていても 行ったの 行ったのだよね。」
B ワガッテデモ イッタ。

「分かっていても 行った。」
A ンー。

「うん。」
B ソスト マー

「そうすると (F:まあ)」
B クヤミオ ダシタ ドゴデワ

「悔やみを 出した ところでは」
B ソレー

「それ」
B エー

「えー」
B ヒキャグ ウゲル

「飛脚[を] 受ける」
B * *ベギ ヒトカ゜

「* *べき 人が」
B ソノ クミヤー

「その 組や」
B オグヤミノ バショサ イッテッガラ

「お悔やみの 場所に 行っているから」
A アー ハイ ハイ。

「ああ はい はい。」
B オグヤミオ ダス ヒトケ゜ダネ。

「お悔やみを 出す 人の[家]だね。」
B ダガラ ソレワ コンドワ モドッテ キテ

「それで それは 今度は 戻って きて」
B ツグッテ

「作って」
B ウン

「うん」
B コンドワ ソン ドギニ

「今度は その ときに」
B イッショーケンメー フルマッテ ヤンネート

「一生懸命 振る舞って やらないと」
B ソノ

「その」
B オグヤミニ

「お悔やみに」
B ソノ イエデ

「その 家で」
B ソノ クヤミオ ダシタ イエサ

「その 悔み[を] 出した 家に」
B アー イッタ ドギニ

「ああ 行った ときに」
B ソノ タイク゜ーカ゜ ワルガッタガラ ッツッテ

「その 待遇が 悪かったから と言って」
B ヤッパリ

「やはり」
B ソノ ゴッツォーワ

「その ごちそうは」
B ヤッパリ サズ ザツン ナッチャッタ ッテンダヨネ。

「やはり (D:サツ) 雑に なってしまった というのだよね。」
A アー。

「ああ。」
B ンダガラ

「だから」
A ンー。

「うん。」
B ソレワ ダイジニ シロ ッチュンダガラ。

「それは 大事に しろ と言うのだから。」
A ンー アー ナルホド。

「うん ああ なるほど。」
B ウーン。

「うん。」
A ウーン。

「うん。」
A ンー。

「うん。」
A マー ムカシワネー ンート。

「(F:まあ) 昔はね (F:んーと)。」
A マー

「(F:まあ)」
A クルマデ イグ ッツッタッテ クルマ ナガッタガラ ナンデカンデ トーイ トゴマデネ サトミトガ ソッチノ ホーモ アルギダモンネ。

「車で 行く と言ったって 車[が] なかったから なんでかんで 遠い ところまでね (O:里美)とか そっちの 方も 歩きだものね。」
B ウン。

「うん。」
B アルギ アルギ

「歩き 歩き」
A テクテク テクテグ アルッテ

「てくてく てくてく 歩いて」
B ウン。

「うん。」
A フタリデ。

「二人で。」
A ンー。

「うん。」
B アサ ハヤグ イッテ バンカダ。

「朝 早く いって 晩方。」
B ンダ ソノ ヒトラモ タイク゜ー

「そうだ その 人達も 待遇」
B サレッカラ

「されっから」
B ヨッパラッチャッテ {笑}

「酔っ払ってしまって {笑}」
A {笑}

「{笑}」
B ヨッパラッテカンネ

「酔っぱらっているからね」
A ソーダ アレ アソゴノ

「そうだ (F:あれ) あそこの」
B {笑}

「{笑}」
A X4サン X5サン

「(R:X4)さん (R:X5)さん」
B ウーン。

「うん。」
A アレワ ヨッパラッチャッテ

「あれは 酔っ払ってしまって」
A X4サント イッタンダナ アレ

「(R:X4)さんと 行ったのだな あれ」
B ウン。

「うん。」
A X6サンチノ オグヤミダッタナー

「(R:X6)さん[の]家の お悔やみだったな」
A オヤジ シンダ ドギダッペナ アレ。

「おやじ[が] 死んだ ときだろうな あれ。」
A ンー。

「(F:んー)。」
A X7サンワ サイキンダカラ オヤジダナ アレ X8ヤンカ゜ シンダ ドギダ。

「(R:X7)さんは 最近だから 親父だな あれ (R:X8)やんが 死んだ ときだ。」
B ウン

「うん」
B ウン

「うん」
B アー。

「ああ。」
A フタリデ イッタンダワ。 アレ サトミダガラネ アレ。

「二人で 行ったのだわ。 あれ (O:里美)だからね あれ。」
B アー。

「ああ。」
B アー アー アー。

「ああ ああ ああ。」
A X7サンノ トキカ

「(R:X7)さんの ときか」
B アー。

「ああ。」
A ソコデ ナンダカ サゲ ヨバレダトガナントガ イッタナ。 ソンデ トジュー

「そこで なんだか 酒[に] 呼ばれたとかなんとか 言ったな。 それで 途中」
A X4サンワ ノマネガラ

「(R:X4)さんは 飲まないから」
A カイッテ キ オイデ キチャッタンダネ。

「帰って (D:キ) 置いて きてしまったのだね。」
B アー。

「ああ。」
A ソンデ X9サン ドゴ オイデ キタノ ッテッタラ トジュウーデ ヨッパラッテッカラ ネデ ネデ ネッチャッタガラ オイテ キタッテ。

「それで (R:X9)さん[が] どこ[に] 置いて きたの と言ったら 途中で 酔っ払っているから 寝て 寝て 寝てしまったから 置いて きたと。」
B {笑}

「{笑}」
A {笑} ソンデ ウジノ オヤジラ ヨル

「{笑} それで うちの 親父達[が] 夜」
B ****

「****」
A カイチューデント モッテ

「懐中電灯[を] 持って」
B サカ゜シニ イッタ。

「探しに 行った。」
A ウーン。

「うん。」
B ウン。

「うん。」
A ムガエニ イッタンダワ。

「迎えに いったんだわ。」
B ンー。

「うん。」
A ソー ユー ゴド アッタナ ホント。

「そう いう こと[が] あったな 本当。」
B ン ダガラ ヤッパリ

「うん だから やはり」
B ソレ タイク゜ーカ゜ イーガラ

「それ 待遇が いいから」
A ンー ンー。

「うん うん。」
B ツイツイネ。

「ついついね。」
B アー。

「あー。」
B ** ノムヨーニ ナッチャウンダッペ。

「** 飲むように なってしまうのだろう。」