談話
昔の冠婚葬祭
茨城県高萩市下君田
本談話について
茨城県高萩市下君田の昭和中期頃の「冠婚葬祭」の様子について当集落出身のAとBの男性(1947年生、1936年生)がお話をしている。本談話は2023年10月8日に下君田の緑の郷コミュニティセンターで佐藤久美子氏によって収録された。本談話の作成にあたって、科研費18K12395および19H00530の助成を受けています。
A |
ジャ 「では」 |
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---|---|---|---|
A |
カンコンソーサイノ マー トリアエズー 「冠婚葬祭の (F:まあ) とりあえず」 |
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---|---|---|---|
A |
ケッコンシキゲ。 ゴシューキ゜。 「結婚式か。 ご祝儀。」 |
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---|---|---|---|
B |
エー ゴシューキ゜ネ。 「(F:えー) ご祝儀ね。」 |
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A |
アレー 「あれ」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
ト マエワ ソレ ジタクデ ヤッタヨネ。 「と 前は それ 自宅で やったよね。」 |
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---|---|---|---|
B |
ジダグダ。 「自宅だ。」 |
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A |
アノー ヨースルニ 「(F:あの) 要するに」 |
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---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
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A |
モラウ ホート 「もらう 方と」 |
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---|---|---|---|
A |
アノ ダス ホーノ リョーホーデ ヤッタンデショ リョーケデ。 「(F:あの) 出す 方の 両方で やったのでしょう 両家で。」 |
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---|---|---|---|
B |
ソーナンダネ。 「そうなんだね。」 |
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A |
ネ。 「ね。」 |
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B |
エー。 「ええ。」 |
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---|---|---|---|
A |
イドー シナカ゜ラネ。 「移動 しながらね。」 |
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---|---|---|---|
B |
エー。 「ええ。」 |
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---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
アレー 「(F:あれ)」 |
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A |
ンート 「(F:んーと)」 |
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A |
モー モチロン オレタチカ゜ ケッコン スルゴロワ モー シキジョーカ゜ ウン。 「もう もちろん (1PL:俺達)が 結婚 する頃は もう 式場が うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
シキジョーダネ。 「式場だね。」 |
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---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
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A |
イズコ゜ロマデダッタカネ。 「いつ頃までだったかね。」 |
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A |
ソノ シキジョーデ 「その 式場で」 |
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---|---|---|---|
A |
アー キリガン キリガエン ナッタッテ ユーガ カワッタノワ。 「ああ (D:キリガン) 切り替えに なったと いうか 変わったのは。」 |
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---|---|---|---|
A |
Bサンノコロワ モー ジタクデショ。 「(R:B)さんの頃は もう 自宅でしょう。」 |
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---|---|---|---|
B |
オレワ ジダグダ。 「(1SG:おれ)は 自宅だ。」 |
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---|---|---|---|
A |
シキジョーデ ヤルノワ ナガッタヨネ。 「式場で やるのは なかったよね。」 |
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---|---|---|---|
B |
アー アノコロワ ナガッタナー。 「ああ あの頃は なかったな。」 |
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---|---|---|---|
A |
マー ユーメージンナンカワ ベズカモシンネーゲド。 {笑} 「(F:まあ) 有名人なんかは 別かもしれないけど。 {笑}」 |
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---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
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---|---|---|---|
A |
ツージョー フツーワネ。 「通常 普通はね。」 |
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---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
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---|---|---|---|
A |
ナンネンノコロマデナノカナー。 「何年の頃までなのかな。」 |
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---|---|---|---|
A |
サンジューネンダイー。 「三十年代。」 |
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---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
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---|---|---|---|
A |
ウン 「うん」 |
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---|---|---|---|
A |
カワッタガモシンネネ。 「変わったかもしれないね。」 |
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---|---|---|---|
B |
サン オ オレワ サンジュー 「(D:サン) (D:オ) (1SG:俺)は 三十」 |
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---|---|---|---|
B |
ナンネンダ。 「何年だ。」 |
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---|---|---|---|
B |
サンジュー 「三十」 |
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---|---|---|---|
B |
サンジューゴネンカ。 「三十五年か。」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー 「うん」 |
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---|---|---|---|
B |
ダガラ ソノコロ。 「だから その頃。」 |
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---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー ヨンジューネンチカクマデ ソダッタヨネ。 「(F:んー) 四十年近くまで そうだったよね。」 |
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---|---|---|---|
B |
オレワ ヤッタ 「(1SG:おれ)は やった」 |
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---|---|---|---|
B |
ヤッターネ アー。 「やったね ああ。」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー。 オソラグ ジタクデ ヤッタンデショ。 ンー。 「うん。 おそらく 自宅で やったのでしょう。 (F:んー)。」 |
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---|---|---|---|
B |
ジ ジダグダワ。 アー。 「(D:ジ) 自宅だわ。 ああ。」 |
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---|---|---|---|
A |
アノコロワ タイヘンダッタヨネ。 タシカ。 「あの頃は 大変だったよね。 確か。」 |
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---|---|---|---|
A |
コーツーシュダンモ ナイシ。 「交通手段も ないし。」 |
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---|---|---|---|
B |
アー イッタリ キタリダガンネ。 「ああ 行ったり 来たりだからね。」 |
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---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
イマワナー。 「今はな。」 |
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---|---|---|---|
B |
フツーノ。 「普通の。」 |
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---|---|---|---|
A |
アノ タンストカ イロンナ ソノ 「あの タンスとか いろんな その」 |
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---|---|---|---|
A |
カザイドーク゜ モッテ クルデショ 「家財道具[を] 持って 来るでしょ」 |
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---|---|---|---|
B |
アー。 {笑} 「ああ。 {笑}」 |
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---|---|---|---|
A |
ヨメサンカ゜。 「嫁さんが。」 |
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---|---|---|---|
A |
ソースト ソスト トージズジャ ナクテ マ ナ ナンニジカ マエニ 「そうすると そうすると 当日では なくて (D:マ) (D:ナ) 何日か 前に」 |
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---|---|---|---|
A |
アノ ク ウンソーヤサンカナンカ タノンデ モッテ キタノ オレ オボエデンダケド。 「(F:あの) (D:ク) 運送屋さんかなんか[を] 頼んで 持って 来たの (1SG:おれ)[は] 覚えているのだけど。」 |
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---|---|---|---|
B |
モッテ キタネ。 「持って 来たね。」 |
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---|---|---|---|
A |
モッテ キタンダッペ。 アレ。 「持って 来るのだろう。 あれ。」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
アトワ シンセキノ ヒトラカ゜ クッツイデ。 「あとは 親戚の 人達が くっついて。」 |
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---|---|---|---|
A |
アトワー マー 「あとは (F:まあ)」 |
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---|---|---|---|
A |
ウン ソノ チーギノ ヒトモ 「うん その 地域の 人も」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
テ クルマカ゜ アル ヒトワ ソレ オデズダイ シテ クレデ モッテ キタンダヨネ。 「て 車が ある 人は それ お手伝い して くれて 持って 来たのだよね。」 |
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---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
エー。 「ええ。」 |
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---|---|---|---|
B |
ダイタイ ジガヨーシャワ ナガッタガラ。 「だいたい 自家用車は なかったから。」 |
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---|---|---|---|
A |
ナガッタネー。 ンー。 「なかったね。 うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
アー ンー。 「ああ うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
ホント ソーダワ。 「本当 そうだわ。」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
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A |
ソスト イヤー アノ オメデトーゴザイマス ナンカ イッテ ソレ ノゾイダリ シテネ。 「そうすると (F:いや) (F:あの) おめでとうございます 何か 言って それ[を] 覗いたり してね。」 |
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---|---|---|---|
B |
{笑} ソーダネ {笑} 「{笑} そうだね {笑}」 |
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---|---|---|---|
A |
{笑} アノ 「{笑} あの」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
トナリキンジョノ ヒトラカ゜ イッテ ノゾイタリ イヤー タイシタ タンスダヨトガネ。 「隣近所の 人達が 行って 覗いたり (F:いや) 大した タンスだよとかね。」 |
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---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
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---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
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---|---|---|---|
A |
{笑} 「{笑}」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー。 「(F:んー)。」 |
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---|---|---|---|
A |
ソンナ ゴド アッタヨネ。 「そんな こと[が] あったよね。」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
クルマ 「車」 |
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---|---|---|---|
A |
クルマ ナイ ドギワー クルマ ナイ ドギッテ ムカシワ マー 「車[が] ない ときは 車[が] ない ときって 昔は (F:まあ)」 |
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---|---|---|---|
A |
オ モー ズイブン ムガシワ ソノ ウマトガ 「(D:オ) もう ずいぶん 昔は その 馬とか」 |
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---|---|---|---|
B |
アー 「ああ」 |
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---|---|---|---|
A |
ナンカ リヨー シタンダッペ。 ソノ アドワ クルマナンデショ アレ。 「なんか 利用 したのだろう。 その 後は 車なのでしょう あれ。」 |
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---|---|---|---|
B |
ソノ アドワ クルマダナ。 「その 後は 車だな。」 |
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---|---|---|---|
A |
クルマジャ ナギャ トーグワネ 「車で なくては 遠くはね」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
イゲナガッタデショーガラ。 「行けなかったでしょうから。」 |
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---|---|---|---|
B |
オイラモ クルマダッタヨ。 「(1SG:おいら)も 車だったよ。」 |
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---|---|---|---|
A |
ウン ソーダッペネ。 「うん そうだろうね。」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン サドミガラダゲントガネ。 「うん (O:里美)からだけどね。」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー ンー。 「うん うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
クルマモ イー クルマジャ ネーヨ。 「車も いい車 では ないよ。」 |
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---|---|---|---|
A |
{笑} 「{笑}」 |
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---|---|---|---|
B |
ウーン {笑} 「うーん {笑}」 |
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---|---|---|---|
A |
イマミダイナ ジョーヨーシャジャ ナクテ。 「今みたいな 乗用車では なくて。」 |
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---|---|---|---|
B |
ジープダヨ ジープ {笑} 「ジープだよ ジープ {笑}」 |
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---|---|---|---|
A |
アー ウン ソーダヨネー。 「ああ うん そうだよね。」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー ンー。 「うん うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
デ オギャクサン ソンデモ ヨメサンワ 「それで お客さん そんでも 嫁さんは」 |
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---|---|---|---|
B |
タクシー ッツーカ。 「タクシー というか。」 |
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---|---|---|---|
A |
アー。 「ああ。」 |
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---|---|---|---|
B |
アー。 ソレデ キタンダ ネーガナ。 「ああ。 それで 来たのでは ないかな。」 |
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---|---|---|---|
A |
ジョーヨーシャ ンー ンー ンー。 「乗用車 うん うん うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
ウーン ***ネ。 「(F:うーん) ***ね。」 |
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---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
ダケンド アノ オギャクサンワ コボスンダッケネ ヤッパリ ミジカ゜ ワルイ ソノク゜レーダガラ ミジ ワルイヨネ ホソージャ ネガッタガラ。 「だけど あの お客さんは こぼすのだっけね やはり 道が 悪い そのくらいだから 道[が] 悪いよね 舗装では なかったから。」 |
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---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
ヨメサンノ ウチデ 「嫁さんの うちで」 |
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---|---|---|---|
A |
マズ オ 「まず (D:オ)」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー ナンダ ケッコンシキー マ ヨメニ ダス ワゲダガラ。 「(F:んー) なんだ 結婚式 (F:まあ) 嫁に 出す わけだから。」 |
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---|---|---|---|
B |
モライニ イク゜ ワゲ モライニ イク゜ンダヨネ。 「もらいに 行く わけ もらいに 行くのだよね。」 |
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---|---|---|---|
A |
モライニ イグンデショ。 「もらいに 行くのでしょう。」 |
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---|---|---|---|
B |
ソーナンダワ。 「そうなのだわ。」 |
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---|---|---|---|
A |
スト ソゴガラ コンド ズーット 「そうすると そこから 今度 ずっと」 |
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---|---|---|---|
A |
ホー 「(F:ほう)」 |
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---|---|---|---|
A |
ナンダ テーシュノ ホーノ イエエ キテ 「なんだ 亭主の 方の 家へ 来て」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
ソコデ コンド ヒロー スル ワゲダネ。 「そこで 今度 披露 する わけだね。」 |
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---|---|---|---|
B |
ソー。 「そう。」 |
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---|---|---|---|
A |
ソーデショ。 「そうでしょう。」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
ソスト シンルイノ ヒトダトガ 「そうすると 親類の 人だとか」 |
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---|---|---|---|
A |
キンザイノ 「近在の」 |
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---|---|---|---|
A |
ネ ヒトタジカ゜ アズマッ 「(F:ね) 人達が 集まって」 |
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---|---|---|---|
A |
ショータイ シテ ンデ 「招待 して それで」 |
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---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
ジタグデ 「自宅で」 |
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---|---|---|---|
A |
ヒローエン ヤル ワゲダッペネ。 「披露宴[を] やる わけだろうね。」 |
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---|---|---|---|
B |
ソーダワ。 アー。 「そうだわ。 ああ。」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
スト イジニジデワ オワンネガラ 「そうすると 一日では 終わらないから」 |
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---|---|---|---|
A |
イジ モットモ トーグ ト。 「いち もっとも 遠く (D:ト)。」 |
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---|---|---|---|
B |
タイ タイカ゜イ イジニジデ オワスンダ ネーノガナー。 「(D:タイ) たいがい 一日で 終わらせるのでは ないのかな。」 |
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---|---|---|---|
A |
オワッタ ンー ンー。 「終った うん うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー。 タイヘンダナー ホント。 「うん。 大変だな 本当。」 |
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---|---|---|---|
B |
タイヘンダッタヨネ。 アノゴロワ 「大変だったよね。 あの頃は」 |
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---|---|---|---|
B |
イダマエサ ン ソンダケンドカ゜ ヤッパリ ブラクニワ イダマエサンカ゜ イダンダネ ソー ユー 「板前さん (F:うん) そうだけれども やはり 部落には 板前さんが いたのだね そう いう」 |
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---|---|---|---|
A |
ナンカ 「なにか」 |
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---|---|---|---|
A |
アー。 「ああ。」 |
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---|---|---|---|
B |
ヤル ヒトガネ 「やる 人がね」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
チョーリ ヤル ヒトカ゜ イダンダ。 「調理[を] やる 人が いたのだ。」 |
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---|---|---|---|
A |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
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---|---|---|---|
B |
マー イダッテ ユーヨリワ スコシ 「(F:まあ) いたって いうよりは 少し」 |
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---|---|---|---|
B |
エー サシミノ ヤリガダカ゜ デキルク゜レーノ **ノ ヒトカ゜ 「(F:えー) 刺身の やり方が できる程度の **の 人が」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ヤッパリ 「やはり」 |
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---|---|---|---|
B |
サギダッテ ヤッテ クッチャンダッペカ゜ネ。 アー。 「先だって やって くれてしまうのだろうかね。 ああ。」 |
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---|---|---|---|
A |
アー。 「ああ。」 |
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---|---|---|---|
A |
ソンデ 「それで」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー オ オレ チーサイコロ ナンカイカ サゲ アレ コドモニ 「(F:んー) (D:オ) (1SG:おれ)[が] 小さい頃 何回か 酒 (F:あれ) 子供に」 |
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---|---|---|---|
A |
アノー フーフノ サカズギネ 「(F:あの) 夫婦の 盃ね」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
サゲツキ゜ッテ コ コド コドモノ ヤグメダッタンダヨネ。 「酒つぎって (D:コ) (D:コド) 子供の 役目だったのだよね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
サ サンサンクドワ ン 「(D:サ) 三々九度は うん」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アレ ヤッタ コド アルヨ。 「あれ[を] やった こと[が] ある。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー ソーゲ。 「ああ そうか。」 |
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---|---|---|---|
A |
アレ ダレガナー ナー ダレダッタンダッペナ。 「あれ 誰かな なあ 誰だったのだろうな。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ワスレチッタナ。 ダレダガナー オレ ヤッタ。 「忘れてしまったな。 誰だかな (1SG:おれ)[が] やった。」 |
||
---|---|---|---|
B |
X1サンケ゜ノ X2チャン** ***ベ。 「(R:X1)さん[の]家の (R:X2)ちゃん** ***だろう。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー ソーカナー。 「(F:んー) そうかな。」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー 「(F:んー)」 |
||
---|---|---|---|
A |
デ ナニカ゜ナンダガ ワガンネデ オソワッテサ ソノ トーリ ヤレバ イーンダートガ イワレデ {笑} 「それで 何が 何だか 分からないで 教わってさ その 通り やれば いいのだとか 言われて {笑}」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン 「うん」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー 「うん」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
ヤッタ コド アンナー。 「やった こと[が] あるな。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
{咳払い} 「{咳払い}」 |
||
---|---|---|---|
A |
モー アノ ヨメサンモ チャント ウチカゲ キテ タカ アレデ ヤッタンデショ 「もう あの 嫁さんも ちゃんと 打掛[を] 着て たか あれで やったのでしょう」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソーダヨネ。 「そうだよね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アノ チャント キモノ キテネ ウン。 「(F:あの) ちゃんと 着物[を] 着てね うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
キモノ キテ ウーン。 「着物[を] 着て (F:うーん)。」 |
||
---|---|---|---|
A |
フーン。 「(F:ふーん)。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー ンデ 「(F:んー) それで」 |
||
---|---|---|---|
B |
ア 「(F:あ)」 |
||
---|---|---|---|
B |
オナコ゜ッツァンワ イッショーケンメー 「お仲人さんは 一生懸命」 |
||
---|---|---|---|
B |
アノ 「あの」 |
||
---|---|---|---|
B |
ハヤグ オワシテ カエリテーンダヨネ ヨメサン モライニ イク゜ トギ。 「早く 終わらせて 帰りたいのだよね 嫁さん[を] もらいに 行く とき。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アー。 {笑} 「ああ。 {笑}」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソースト コンドワ ハー サゲ ノンデ ヨッパラッテ キッチマーベ 「そうすうと 今度は (F:はー) 酒[を] 飲んで 酔っ払って きてしまうだろう」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソースト ケーサネニェーダヨ。 「そうすると 帰さないのだよ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} ムゴサマニ ムゴサマニダケ ノマセダリ 「{笑} 婿様に 婿様にだけ 飲ませたり」 |
||
---|---|---|---|
A |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー ンー。 「うん うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} ヤッパリ イジワルナ ドゴ** アンダネ。 「{笑} やはり いじわるな ところ** あるのだね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
フーン。 「(F:ふーん)。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ナンーベンモ ナンカイデモ イダノマサマ ッツッタンダ アレネ。 「何遍でも 何回でも 板の間さま と言ったのだ あれね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
チョーリ スル ヒト イダノマサマ イダノマサンマッテ。 「調理 する 人 板の間さま 板の間さまと。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー ソゴサ アシ ハゴンデ 「(F:んー) そこに 足[を] 運んで」 |
||
---|---|---|---|
B |
ワー オイトマ シテー オイトマ シテーナッテ 「(D:ワー) おいとま したい おいとま したいなと」 |
||
---|---|---|---|
A |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} イッテ。 「{笑} 言って。」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
B |
モラッテ キンダッケナー アー。 「もらって くるのだっけな (F:あー)。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
マー 「(F:まあ)」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー ナン ツンダ ジューブンニ サゲダッテ ノメネーネ 「(F:んー) なんて 言うのだ 十分に 酒だって 飲めないね」 |
||
---|---|---|---|
A |
ジダイモ アッタガラネ。 「時代も あったからね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
マアネ。 「まあね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウーン。 「(F:うーん)。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ジユージザイニ イマミタイニ ソノネ 「自由自在に 今みたいに そのね」 |
||
---|---|---|---|
A |
ノメナイガッタガラー サゲカ゜ デレバ ヤッパリ 「飲めなかったから 酒が でたら やはり」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウーン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー {笑} ソゴデ ナカ゜イ シテ ナンボデモ ノンデ 「(F:んー) {笑} そこで 長居 して いくらでも 飲んで」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウコ゜ガネーデ 「動かないで」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン カエンネート。 「うん 帰らないと。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウーン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
** オナコードサンワ アト 「** お仲人さんは あと」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソレ 「それ」 |
||
---|---|---|---|
B |
アレ フタリダッペ 「あれ 二人だろうよ」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アノ フーフ フタリデ 「あの 夫婦 二人で」 |
||
---|---|---|---|
B |
タイカ゜イ ヤッカラネ。 「たいがい やるからね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソレ ソレサ コンドワ オギャクサンッテ クッツイデク゜ ヒトカ゜ インダヨネ。 フタリク゜レ クッツイデ イク゜ノガナ。 「それ それに 今度は お客さんといって くっついて行く 人が いるのだよね。 二人くらい くっついて 行くのかな。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アー ナルホド。 「ああ なるほど。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ダガラ 「だから」 |
||
---|---|---|---|
B |
ヨニンク゜ライデ ムゴサマ ソイデ 「四人ぐらいで 婿様 それで」 |
||
---|---|---|---|
B |
ゴ ゴニンク゜ライデ イク゜ イク゜ンダヨネ。 「(D:ゴ) 五人ぐらいで 行く 行くのだよね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ナコードサンモ ソノコロワ タイヘンダッタネ タイヤグダ ホントニ。 「仲人さんも その頃は 大変だったね 大役だ 本当に。」 |
||
---|---|---|---|
B |
タイヘンダッタ。 ウン。 「大変だった。 うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
イマワ ナコードナンカ イナイデ {笑}。 「いまは 仲人なんか いないで {笑}。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ヤッチマーネー 「やってしまうね」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「(F:あー)。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アノ ツクリナゴードトカ タノマレナゴードトカッテ ムカシ ユッタケドネ。 「あの つくり仲人とか 頼まれ仲人とかと 昔 言ったけどね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー ダネ。 「うん だね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ツクリナゴードナンカノ ヒトワ ナガオ ツクッテ ジブンデ ナゴード ヤンダガラ タイヘンダッタト オモーヨネ。 「つくり仲人なんかの 人は 仲を つくって 自分で 仲人[を] やるのだから 大変だったと 思うよね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ナン ソンナ ヒトラカ゜ 「(D:ナン) そんな 人達が」 |
||
---|---|---|---|
B |
ナンニンモ ナンニンモ ヤッパリ 「何人も 何人も やはり」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウーン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アノー ミツケンダネ。 「(F:あの) 見つけるのだね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー ソノ ヨメサン ミツケダリ 「うん その 嫁さん[を] 見つけたり」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウーン ン。 「うん うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ヤー コノ ムスメ イガッペトガナントガ。 「(F:やあ) この 娘[が] 良いだろうとかなんとか。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ダガラ ソー ユー ヒトカ゜ イマワ モー ゼンゼン イナイガラ。 「だから そう いう 人が 今は もう 全然 いないから。」 |
||
---|---|---|---|
B |
イナイネー。 「いないね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン ダガラネー ドーシテモ 「うん だからね どうしても」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
イマワ ムカシワネ モー ドン ド アノ イロンナ チーギノ コトオ ワガッテル チョーローミタイナ ヒトカ゜ イデ 「今は 昔はね もう (D:ドン) (D:ド) (F:あの) いろんな 地域の ことを 分かっている 長老みたいな 人が いて」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソー ユー ジョーホーオ コンド キギツケデ 「そう いう 情報を 今度 聞きつけて」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
エー アシ ハゴンデ イッテ ナントガ 「(F:えー) 足[を] 運んで いって 何とか」 |
||
---|---|---|---|
A |
エンズゲヨート 「縁づけようと」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウーン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン ユー ゴドデネ。 「うん いう ことでね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ホントニ ガンバッテタヨーナ トシ トシヨリノ ヒトカ゜ イダンダヨネ。 「本当に 頑張っていたような (D:トシ) 年寄りの 人が いたのだよね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ナンダカンダ アレー 「なんだかんだ あれ」 |
||
---|---|---|---|
B |
ナンゲンカ アルグウチニ メッカンダッペネ。 「何軒か 歩くうちには 見つかるのだろうね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー ンー。 ホントナンダ。 「うん うん。 本当なんだ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ダガラ イマワ オレワ オモーノニワ ヤッパリ 「だから いまは (1SG:俺)は 思うのには やはり」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソー ユー ヒトカ゜ イタガラ ソノ チーキナンカカ゜ ヤッパリ ナリタッテンダゲド 「そう いう 人が いたから その 地域なんかが やはり 成り立っているのだけど」 |
||
---|---|---|---|
A |
ネ 「ね」 |
||
---|---|---|---|
A |
デ ソゴデ ケッコン シテ コドモカ゜ ウマレテ マタ ソノ コドモカ゜ 「それで そこで 結婚 して 子供が 生まれて また その 子供が」 |
||
---|---|---|---|
A |
マダ ケッコン シテト コー ズーット ソレ ダイダイ コーネ 「また 結婚 してと こう ずっと それ 代々 こうね」 |
||
---|---|---|---|
A |
ヤッテ キタ イママデ ヤッテ キタ ナカ゜レカ゜ ヤッパリ 「やって きた 今まで やって きた 流れが やはり」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソノ チーギノ 「その 地域の」 |
||
---|---|---|---|
A |
カソカナンカオ アル テードワ 「過疎化なんかを ある 程度は」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソー ユー 「そう いう」 |
||
---|---|---|---|
A |
チカラデ 「力で」 |
||
---|---|---|---|
A |
コー ナントガ コー 「こう なんとか こう」 |
||
---|---|---|---|
A |
ケーゾグ シテ キテタンダヨネ。 「継続 して きていたのだよね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
イマワ ダメダ ホントニナー ヨメサン 「今は だめだ 本当にな 嫁さん[を]」 |
||
---|---|---|---|
A |
モラワナイト ソノウチワ ソノー 「もらわないと そのうちは その」 |
||
---|---|---|---|
A |
オレカ゜ シンダ アド ドーナンダッテ コトン ナッチャーガラネ {笑} 「(1SG:俺)が 死んだ あと どうなんだという ことに なってしまうからね {笑}」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンダ。 {笑} ンー。 「そうだ。 {笑} うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー ケッコン シナイト。 「うん 結婚 しないと。」 |
||
---|---|---|---|
A |
エッ。 「えっ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アー ソーダヨ。 「ああ そうだよ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソーダネ。 「そうだね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アノー 「あの」 |
||
---|---|---|---|
A |
ジジョーワ チカ゜ウゲド センコ゜ マモナグ 「事情は 違うけど 戦後 まもなく」 |
||
---|---|---|---|
A |
ナンカ ケッキョグ 「なんか 結局」 |
||
---|---|---|---|
A |
フクイン シテ クルト ケッコンテギレーキダガラ 「復員 して くると 結婚適齢期だから」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソー ユー ヒトワ ヤッパリ スク゜ニデモ 「そう いう 人は やはり すぐにでも」 |
||
---|---|---|---|
A |
アノー ケッコン スルヨーニ 「あの 結婚 するように」 |
||
---|---|---|---|
A |
オヤナンカモ コー 「親なんかも こう」 |
||
---|---|---|---|
A |
コゴロカ゜ケデダンダガ シラナイケド 「心がけていたのだか しらないけど」 |
||
---|---|---|---|
A |
ワリアイ チカグデネ。 「割合 近くでね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
チカグダネ。 「近くだね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
エンク゜ミカ゜ ンー 「縁組が んー」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー。 「んー。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ミンナ。 ウジナンカ スク゜ ソバダモン 「みんな。 うちなんか すぐ そばだもん」 |
||
---|---|---|---|
A |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
ダガラ イチキロモ ナイ ドゴノ ヤッパリ ンデ ドーキューセーダドカ ヤッパリ シッテルネ。 「だから 一キロも ない ところの やはり それで 同級生だとか やはり 知っているね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソーダネ。 「そうだね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ドーシカ゜ ヤッパリ ナッテデ オーイヨネ。 コゴワ 「同士が やはり なっていて 多いよね。 ここは」 |
||
---|---|---|---|
A |
コゴバカリジャ ナクテ ゼンコ゜クテキニ ソーナンジャ ネーガナ。 「ここばかりでは なくて 全国的に そうなのでは ないかな。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ゼンコ゜クテキニ ソーダッタンダガモシレンネーネ。 ンー。 「全国的に そうだったのかもしれないね。 (F:んー)。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
マー シンセギノ ヒトラモ イッショケンメイニ ナッテ ヤッパリ サカ゜シテ ヤッテダンダヨネ。 「(F:まあ) 親戚の 人達も 一生懸命に なって やはり 探して やっていたのだよね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソーダネー。 ンー ホント ソーダワ。 「そうだね。 うん 本当 そうだわ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウーン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ダカラ 「だから」 |
||
---|---|---|---|
A |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アノコロダッテ ミキ゜カ゜ワニ ツーロガ アッタッペガラネ。 「あの頃だって 右側に 通路が あっただろうからね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ヒトヤマモ フタヤマモ **ケント。 {笑} **ペガラ。 「ひと山も ふた山も **けれど。 {笑} **だろうから。」 |
||
---|---|---|---|
A |
{笑} アトワ ソノー 「{笑} あとは その」 |
||
---|---|---|---|
A |
シンルイカ゜ ドコガ チカーグニ アルト ソノ シンルイオ タヨッテ ドンドン ドンドン イッテ 「親類が どこか 近くに いると その 親類を たよって どんどん どんどん いって 」 |
||
---|---|---|---|
A |
ダー アソコニ ムスメカ゜ イルワトカ ナンカッテ 「// あそこに 娘が いるわとか なんかと」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ネ タドッテ 「ね たどって」 |
||
---|---|---|---|
A |
デ ナンデ カンケーナイ ドゴロ ゼンゼン トーグノ ホーカラ キテル ヒト キグト 「それで 何で 関係ない ところ 全然 遠くの 方から 来ている 人[に] 聞くと」 |
||
---|---|---|---|
A |
イヤー アソゴノ ウジノ ナントカサン ドゴニ ウジノ イドゴカ゜ イルトガ 「(F:いや) あそこの うちの なんとかさん[の] ところに うちの いとこが いるとか」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
オバサンカ゜ イルトガ ナントガ ユッテ 「おばさんが いるとか なんとか 言って」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソレデ ソノ キタンダトガッテ ヒトカ゜ オーインダヨ。 「それで その 来たのだとかという 人が 多いのだよ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー ツレ ツレデ キラレッチャッテネ。 「うん (D:ツレ) 連れて 来られてしまってね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ン ツレデ キラッチャッタッテ ユー コトダッペ。 「うん 連れて 来られてしまったと いう ことだろう。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ン 「うん」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー 「うん」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソー ソー ソー ソー。 「そう そう そう そう。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ジャ ナガッタラ コッチー コナガッタンダヨトガネ 「そうでは なかったら こっちへ 来なかったのだよとかね」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソー ユー ズイブン アドガラ キクモンネ。 「そう いう ずいぶん 後から 聞くものね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソーダネ。 「そうだね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ミンナ トークノ ホーカラ キテル ヒトワ ミンナ ソーダ。 「みんな 遠くの 方から 来ている 人は みんな そうだ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ココワ アノ フクシマケンノネ 「ここは あの 福島県のね」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソゴノ ハナワマチトカ 「そこの (O:はなわまち)とか」 |
||
---|---|---|---|
A |
ヤマツリトガネ。 「(O:やまつり)とかね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アッチノ ホーダトカ サトミダトガ 「あっちの 方だとか (O:里美)だとか」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー 「(F:んー)」 |
||
---|---|---|---|
A |
ズイブン アノ イッタリ キタリ ヤッパリ シテンダヨネ。 「ずいぶん あの 行ったり 来たり やはり しているのだよね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ダガラ ソー ユー 「だから そう いう」 |
||
---|---|---|---|
A |
マー セーカツケンデワ アルケドモ カナリ トーイ ドゴロカラモ 「(F:まあ) 生活圏では あるけども かなり 遠い ところからも」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソー ユー ヤズデ ヤッパリ キテンダネ。 「そう いう やつで やはり 来ているのだね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ヤー ニシノ ホーガラ モラッテ キット ハダラギモンダカラトガ ハダラガセル タメニネ 「(F:いや) 西の 方から もらって くると 働き者だからとか 働かせる ためにね」 |
||
---|---|---|---|
A |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
B |
ツレデ キタンジャ ネートガネ {笑} 「連れて 来たのでは ないとかね {笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
X3サンワ イッテダヨネ 「(R:X3)さんは 言っていたよね」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
イヤ オレ ナニ ユーノガナト オモッタラ イヤー ヨメ モラウノニワ 「(F:いや) (1SG:おれ)[は] なに[を] 言うのかなと 思ったら (F:いや) 嫁[を] もらうのには」 |
||
---|---|---|---|
A |
オーシューダ ネゲ ダメダナンテ ユー ハナシ シテンノ。 「(O:奥州)で なくては だめだなんて いう 話[を] しているの。」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
デ オーシュー ッテノワ フクシマケンノ 「それで (O:奥州) というのは 福島県の」 |
||
---|---|---|---|
A |
イバラキ゜ケンニ チカイ ホーネ。 「茨城県に 近い 方ね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
ハダラギモノデ ユーメーナンダッテ。 「働き者で 有名なのだという。」 |
||
---|---|---|---|
A |
デ ミンナ ヨメサンカ゜ ハダラグンダッテ ユー ソー ユー ハナシ シテタヨネ。 「それで みんな 嫁さんが 働くんだのだと いう そう いう 話[を] していたよね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ダカラ ズイブン オーイデスヨ アノ オーシューカラ 「だから ずいぶん 多いですよ あの (O:奥州)から」 |
||
---|---|---|---|
A |
キミダニ 「(O:君田)に 」 |
||
---|---|---|---|
A |
キテル ヒトワ。 「来ている 人は。 」 |
||
---|---|---|---|
A |
イッテル ドゴモ アルシネ。 「行ってる ところも あるしね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ムカシワ アノー ギョーショーノ ヒトガ イタデショ。 「昔は (F:あの) 行商の 人が いたでしょ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー ギョーショーネー。 「ああ 行商ね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
クスリヤサンダトカ イロンナ ソノ タンモノヤサンダトカ ゴフクヤサンダトカ。 「薬屋さんだとか いろんな その 反物屋さんだとか 呉服屋さんだとか。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ショッテ アルッタ ヒトカ゜ネ。 「背負って 歩いた 人がね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
デ ソー ユー ヒトカ゜ イロンナ トゴニ イッテ ウチオ タズネデ イグ モンダカラ 「それで そう いう 人が いろんな ところに 行って 家を 訪ねて いく ものだから」 |
||
---|---|---|---|
A |
ジョーホー アル ワケダ。 「情報[が] ある わけだ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ジョーホー アル。 「情報[が] ある。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソスト ウジニ イデ コレ ムスコ ヨメ モラワナギャ ナンネンダケド 「そうすると うちに いて これ 息子[が] 嫁[を] もらわなければ ならないのだけど」 |
||
---|---|---|---|
A |
ダレガ イネーベガナンテ ハナシ スット 「誰か いないだろうかなんて 話[を] すると」 |
||
---|---|---|---|
A |
イヤ ドコドコニ イダヨトガ ドコドコニ イルヨトカッテ ユー ジョーホーワ トレダンダヨネ。 「(F:いや) どこどこに いたよとか どこどこに いるよとかと いう 情報は とれたのだよね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソストー ソレ ナコードサンミタイナ スギナ ヒトワ 「そうすると それ 仲人さんみたいな 好きな 人は」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン 「うん」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンジャー オレンデ ハナシテ ミッカラトガ イッテ エンズケタネ。 「では (1SG:おれ)の方で 話して みるからとか 言って 縁づけたね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソー ユー ゴドモ アッタ ダカラ イマワ マー テレ マー 「そう いう ことも あった だから いまは (F:まあ) (D:テレ) (F:まあ)」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー ジョウホーッテ ナガナガ ソノ ネーベケド エヌエス ネットトガ ソンナノデ ワガイ ヒトタチワネ 「(F:んー) 情報って なかなか その ないだろうけど エヌエス ネットとか そんなので 若い 人たちはね」 |
||
---|---|---|---|
A |
シラナイ ヒトト トモダジン ナッタリナンカ スンデショーケド 「知らない 人と 友達に なったりなんか するのでしょうけど」 |
||
---|---|---|---|
A |
ムカシワ ソー ユー ホントニ ジョーホーダナ。 「昔は そう いう 本当に 情報だな。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アノー。 「(F:あの)。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ギョーショー ヤッテタ ンー 「行商[が] やっていた (F:んー)」 |
||
---|---|---|---|
A |
クスリヤサンカ゜ オーイネ ヤッパリ クスリヤサンダトカネ 「薬屋さんが 多いね やはり 薬屋さんだとかね」 |
||
---|---|---|---|
A |
クスリヤサンワ トヤマケンカラ 「薬屋さんは 富山県から」 |
||
---|---|---|---|
A |
ク クリニ 「(D:ク) (D:クリニ)」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウリニ クンダケド オロシニ クンダケド 「売りに くるのだけど 卸に 来るのだけど」 |
||
---|---|---|---|
A |
アノ ヒトワ ゼンブ アグガラネ 「あの 人達は 全部 あるからね」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン 「うん」 |
||
---|---|---|---|
A |
ダガラ ワカンダヨネ ジョウホーカ゜。 「だから 分かるのだよね 情報が。」 |
||
---|---|---|---|
A |
デ マタ ミンカ トマッテ 「それで また 民家[に] 泊まって」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン 「うん」 |
||
---|---|---|---|
A |
アノー マルサン マルイ 「(F:あの) (O:まるさん) (O:まるい)」 |
||
---|---|---|---|
A |
アド ナンダッケ。 「あと なんだっけ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
マルサント マルイ 「(O:まるさん)と (O:まるい)」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウジデナンカワ リョーホー ** ソノ フタズシカ オガ オガナカッタカラ。 「うちなんかは 両方 ** その 二つしか (D:オガ) 置かなかったから。」 |
||
---|---|---|---|
A |
カネ 「かね」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ダケントカ゜ 「だけれども」 |
||
---|---|---|---|
B |
アレガ ヨッツブングレーカ イズツグラレーワ 「あれが 四つぐらいか 五つぐらいは」 |
||
---|---|---|---|
B |
アルミテーダヨネ ウン。 「あるみたいだよね うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アッタヨネ ヨッツドガ イズツネ クスリヤサンカ゜ネ。 「あったよね 四つとか 五つ 薬屋さんがね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
クスリヤサンネ。 「薬屋さんね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン ンデ トマル ヤドカ゜ イズモ オナジダッタンダ。 「うん それで 泊まる 宿が いつも 同じだったのだ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
オレン ドゴワ ダレダッケナ マルイダッケガナ 「(1SG:おれ)の ところは 誰だっけな (O:まるい)だっけかな」 |
||
---|---|---|---|
A |
トギドギ トマッタナ。 「時々 泊ったな。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ン 「うん」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンデー イッシューカンク゜ライ トマッテンダ。 「それで 一週間ぐらい 泊まっているのだ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソシテ ズーット アルイデネ。 「そして ずっと 歩いてね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン デ ソノ アトワ ジデンシャダヨネ。 「それで それで その 後は 自転車だよね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ア アルギダガンネ。 「あ 歩きだからね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ジデンシャ。 「自転車。」 |
||
---|---|---|---|
A |
コンドワ ジテンシャ モッテ キテ 「今度は 自転車[を] 持って 来て」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソノ アト バイクン ナッタゲドネ。 「その 後 バイクに なったけどね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
トヤマ ソレカラ カナモノヤサンナンカモ キタデショ。 「富山 それから 金物屋さんなんかも 来たでしょ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
カナモノヤサンモ キタネ。 「金物やさんも 来たね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン カナモノヤワ オレン ドコ トマッテダナ ナンダッケ アノ カナモノヤ。 「うん 金物屋は (1SG:おれ)の ところ[に] 泊まっていたな なんだっけ あの 金物屋。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
シラカワノ ホーガラ キタ 「(O:白河)の 方から 来た」 |
||
---|---|---|---|
B |
シラガワノ カナモノヤゲ。 「(O:白河)の 金物屋か。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソー。 「そう。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウーン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
デー オヤジサンカ゜ ムスコサンオ チューカ゜グ ソツギョー シット 「それで おやじさんが 息子さんを 中学[を] 卒業 すると」 |
||
---|---|---|---|
A |
ムスコサンオ ツレデ 「息子さんを 連れて」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンデ ニ ニネンク゜ライ イッショニ クンダワ。 「それで 二 二年ぐらい 一緒に 来るのだわ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソスト オヤジカ゜ ダイタイ インタイ シテ コンド ムスコカ゜ クルヨーニ ナッテネ。 「そうすると おやじが だいたい 引退 して 今度 息子が 来るように なってね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ヘヘ {笑} 「へへ {笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン ウン。 「うん うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ダイ イギナリ ムスコニワ 「// いきなり 息子には」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー アノコロワ ジョーズダナ ソー ユー バトンタッチワ ホントニ。 「(F:んー) あの頃は 上手だな そう いう バトンタッチは 本当に。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン オヤジカ゜ ゼンブ ツレデネ。 「うん おやじが 全部 連れてね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンデ アノー アルイデ 「それで (F:あの) 歩いて」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン 「うん」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンデ オシエンダネ。 「そんで 教えるのだよね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソーダヨ。 「そうだよ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ムカシワ コゴワ ンデモネ カミキミダニ 「昔は ここは でもね (O:上君田)に」 |
||
---|---|---|---|
A |
エー ウン アノ サガイワネ 「ええ うん (F:あの) (O:さかい)わね」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン サガイワネ ヤタ ヤッタネ。 「うん (O:さかい)はね (D:ヤタ) やったね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ヤッタケドモ サイコ゜ノコロマデ リョカン ヤッテダゲド 「やったけども 最後の頃まで 旅館[を] やっていたけど」 |
||
---|---|---|---|
A |
ナガッタガラ。 ヤッパリ ミンカデ。 「なかったから。 やはり 民家で。」 |
||
---|---|---|---|
A |
{咳払い} 「{咳払い}」 |
||
---|---|---|---|
B |
ゴフクヤー ゴフクヤナンカモ ソウイヤ ウッタナ。 「呉服屋 呉服屋なんかも そういえば 売ったな。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソーデショ。 「そうでしょ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー イヤ ウッタ。 「うん (F:いや) 売った。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アノー ネンパイノ オバサンデ ナンタッカナ サイコ゜ノ ホーマデ キテダ。 「(F:あの) 年配の おばさんで なんていったかな 最後の 方まで 来ていた。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ジューモンジアダリニ ヨグ。 「(O:十文字)あたりに よく。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
イダネ。 「いたね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン ナンダッケ ヒタジガラ キテル ヒトダッタナ。 「うん なんだっけ (O:常陸)から 来ている 人だったな。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ホントナー。 「本当な。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ギョーショーニ アルグノワ オンナ ヒトジャ ナクテ オドゴダッタッペケントカ゜ ゴフクンモノナンカダラ ヤッパリ オンナダモンネ。 「行商に 歩くのは 女の 人では なくて 男だっただろうけど 呉服物なにかなら やはり 女だものね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アレク゜ライデネ。 「あれぐらいでね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
イヤー。 「(F:いや)。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アレモ ギョーショーッテ ユーンダッペネ。 ンー。 「あれも 行商と いうのだろうね。 うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
サガナナンカワ 「魚なんかは」 |
||
---|---|---|---|
B |
オーツガラ 「(O:大津)から」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソー。 「そう。」 |
||
---|---|---|---|
B |
キタカラネ。 「来たからね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソー。 「そう。」 |
||
---|---|---|---|
B |
コノヘンワ。 「この辺は。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ジテンシャダッタネ。 「自転車だったね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウーン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
モット セオッテ **キタ ギョーショーワ 「もっと 背負って **来た 行商は」 |
||
---|---|---|---|
A |
アンマリ ソノ クスリヤサントカナンカワ 「あまり その 薬屋さんとかなんかは」 |
||
---|---|---|---|
A |
ワカッテッケド サガナヤワ 「分かっているけど 魚屋さんは」 |
||
---|---|---|---|
A |
ショッテワ コナガッタノガナ。 「背負っては 来なかったのかな。」 |
||
---|---|---|---|
B |
テンビン。 「天秤。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アー ソッカ。 「ああ そうか。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー テンビン ウン。 「うん 天秤 うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
テンビンカ。 「天秤か。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソッ。 「そう。」 |
||
---|---|---|---|
A |
テンビンデ キタンダネ。 「天秤で 来たのだね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
テンビンデ キタ。 「天秤で 来た。」 |
||
---|---|---|---|
A |
オレワ ヨグ ワガンナイケド {笑} 「(1SG:俺)は よく 分からないけれど {笑}」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
フーン。 「ふーん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アノー ムガシ ソレ レーゾーコカ゜ ナイデショ。 「(F:あの) 昔 (F:それ) 冷蔵庫が ないでしょう。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ダガラ アノ 「だから (F:あの)」 |
||
---|---|---|---|
A |
カツオナンカ イッポン カウ ワケダヨ 「かつおなんか 一本 買う わけだよ」 |
||
---|---|---|---|
A |
ネー。 「ねえ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソースト 「そうすると」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソノ **イドニ ナンカ 「その **井戸に なんか」 |
||
---|---|---|---|
A |
オゲガナンカニ イレデ 「桶かなんかに 入れて」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
アノ アソコワ テーオン ナンノ シタニ 「(F:あの) あそこは 低温に なるの 下に」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー ン ソ。 「ああ うん そう。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー ツルサケ゜デネ。 「ああ 吊り下げてね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
オロシテネ。 「下ろしてね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン ソンナ ムガシワ ホント レーゾーコワ 「うん そんな 昔は 本当 冷蔵庫は」 |
||
---|---|---|---|
A |
ナガッタガラナー。 「なかったからな。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ドゴノ カテーモ ソーナンダッペゲド。 「どこの 家庭も そうなのだろうけど。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ゴシューキ゜ナンカノ サガナワ 「ご祝儀なんかの さかなは」 |
||
---|---|---|---|
B |
アノー 「(F:あのー)」 |
||
---|---|---|---|
B |
チョーネーノ ヒトラカ゜ 「町内の 人達が」 |
||
---|---|---|---|
B |
テズダッテ 「手伝って」 |
||
---|---|---|---|
B |
タゴオ ニダリ ナニッカ ヤッタリネ。 「蛸を 煮たり なにか してね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アー ソウダッタネ。 「ああ そうだったね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ニザガナナンカワ ヨグ ヤッタワ。 「煮魚なんかは よく やったわ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ニザガナ ヤッカラ。 アー。 「煮魚[を] やるから。 ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー オボエデル。 「うん 覚えている。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー ソンデ ソレ アジミナンカ シテ ヌスミザケ ノンデ ヨッパラッチャッテー 「んー それで それ 味見なんか して 盗み酒[を] 飲んで 酔っ払ってしまって」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
ホンデ オゴラレデルノ ミダヨ ホント。 「それで 怒られているの 見たよ 本当。」 |
||
---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウーン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウーン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソー アッタワネー 「そう あったわね」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソーダワ。 「そうだわ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
サゲワ ドブログゲ。 「酒は どぶろくか。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー ソーダネ。 「うん そうだよ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ドブログ ツグッタヨ 「どぶろく[を] つくったよ」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
{笑} 「{笑}」 |
||
---|---|---|---|
A |
ホント ソーダ。 「本当 そうだ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソー ユーノ アッタ。 「そう いうの[が] あった。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ゴシューキ゜ニ ツカウ ヤツダガラナンツッテ 「ご祝儀で 使う やつだからって」 |
||
---|---|---|---|
B |
チャント コシテネ。 「ちゃんと こしてね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アー アー ウン。 「ああ ああ うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー ゴハンツブカ゜ ハインネヨーニ シテ。 「ああ ご飯粒が 入らないように して。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「あー。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ヤッパー モノカ゜ ネー ジギダッタンダッペナ ソノコロワ。 「やはり ものが ない 時代だっただろうな その頃は。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アレー 「(F:あれ)」 |
||
---|---|---|---|
A |
マ イ イマワ ケッコンシキノ ハナシダッタゲド アノ 「(F:まあ) (D:イ) 今は 結婚式の 話だったけど (F:あの)」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソー ソーシキネ。 「(D:ソー) 葬式ね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソーシキモ コレ タイヘンダッタヨネー。 「葬式も (F:これ) 大変だったよね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソーシギモ タイヘンダッタ。 「葬式も 大変だった。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ネー。 「ねえ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ホントニ タイヘンダッタ アレワ。 「本当に 大変だった あれは。」 |
||
---|---|---|---|
A |
イマワ モー ソーギヤサンカ゜ イッサイガッサイ ヤルガラ。 「今は もう 葬儀屋さんが 一切合切 やるから。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ヤッカンネ。 「やるからね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウーン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
チョーカイノ テズダイナンカ イラナクテモネ。 「町会の 手伝いなんか いらなくてもね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ナンボデモ デギルケドモ 「いくらでも できるけども」 |
||
---|---|---|---|
A |
ムガシワ ジョーカイデ テツダワナカッタラ デギナガッタデショ。 「昔は 町会で 手伝わなかったら できなかったでしょう。」 |
||
---|---|---|---|
B |
デギナガッタ。 「できなかった。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
オグヤミワネ。 「おくやみはね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
****デ ア 「****て (F:あ)」 |
||
---|---|---|---|
B |
オーキー オグヤミ アッタネ ニゲンモ サンケ゜ンモ。 「大きい お悔み[が] あったね 二軒も 三軒も。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソー。 「そう。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ジョーヤド トッタガラネ。 「定宿[を] とったからね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「あー。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ダガラ ムラハジブッテ ユーノワ ソノ ニブワネ 「だから 村八分と いうのは その 二分わね」 |
||
---|---|---|---|
A |
カジノ アドシマズ アドカタズケト 「火事の 後始末 後片付けと」 |
||
---|---|---|---|
A |
クヤミダトガ イッタヨネ。 「おくやみだとか いったよね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ン ソレワ モー 「うん それは もう」 |
||
---|---|---|---|
A |
ホガノ ヤズワ イッサイ 「ほかの やつは 一切」 |
||
---|---|---|---|
A |
ヤッテ ヤンネケドモ ソレダケワ モー ノゴシトグベト。 「やって やらないけども それだけは (F:もう) 残しておこうと。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
コレ ヤッチャッタラ モー 「これ やってしまったら もう」 |
||
---|---|---|---|
A |
タイヘンナ ゴドダガラ 「大変な ことだから」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソレダゲワ ナー ミンナデ テズダーベ ッツ コトデ ムラハチブトガ イッテダンダッテネ。 「それだけは (F:まあ) みんなで 手伝おう という ことで 村八分とか 言っていたのだってね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウーン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
オレワ キータ ゴド ナガッタナ ソンナ ゴド。 「(1SG:おれ)は 聞いた こと[が] なかったな そんな こと。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウーン ン。 「うん うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ダッテー 「だって」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソーシキワ 「葬式は」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー マ ヒ ヒニジモネ 「(F:んー) (F:まあ) (D:ヒ) 日にちもね」 |
||
---|---|---|---|
A |
コレ スク゜ ヤル ワゲ アシタ ヤル ワゲ イガネーガラ 「これ すぐ やる わけ[に] 明日 やる わけ[に] いかないから」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウン 「うん」 |
||
---|---|---|---|
A |
ナグナレバ ソノ シラセオ ウケタラバ ソノ ツキ゜カラワ モー 「亡くなれば その 知らせを うけたら その 次からは もう」 |
||
---|---|---|---|
B |
ワッ 「(D:ワッ)」 |
||
---|---|---|---|
A |
ズーット イッシューカンク゜ライ テツダッタンダッペ。 「ずっと 一週間くらい 手伝ったのだろう。」 |
||
---|---|---|---|
B |
イッシューガンク゜ライ カガンダ ネーノガナ。 「一週間くらい かかるのでは ないのかな。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ネー。 「ねえ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウーン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソンデ 「それで」 |
||
---|---|---|---|
A |
アノ 「(F:あの)」 |
||
---|---|---|---|
A |
ナンツンダ シン シンセギノ ウチエ ソレ 「なんて言うのだ (D:シン) 親戚の 家に それ」 |
||
---|---|---|---|
A |
デンタズニ イグノニワネ 「伝達に いくのにはね」 |
||
---|---|---|---|
A |
イマワ デンワダトガ ナンカデ カンタンニ イエッケド 「今は 電話だとか なんかで 簡単に 言えるけど」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウーン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アノコロワネ 「あの頃はね」 |
||
---|---|---|---|
A |
フタリデ タノンダンデショ アレ。 「二人で 頼んだんでしょう あれ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
シラセル ウン。 「知らせる うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ヒキャグッテ イッテネ。 「飛脚と 言ってね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ヒキャグネ。 「飛脚ね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソンジ ナンデカンデ フタリダ ネーゲレバ 「それで なんでかんで 二人で なければ」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ヨイツブレタダ ドギニ ナニカ アッカラッテ ユーンデ 「酔いつぶれた ときに なんか あるからと 言うので」 |
||
---|---|---|---|
B |
フタリデ **ガッタンダヨネ。 「二人が **かったのだよね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー フタリダラ マジカ゜イモ ナイシ 「うん 二人なら 間違いも ないし」 |
||
---|---|---|---|
B |
マジカ゜イ ネーカラ ンー。 「間違い ないから うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー 「うん」 |
||
---|---|---|---|
A |
ユッタ ユワナイ ゴドン ナン ナンナイシ。 「言った 言わない ことに (D:ナン) ならないし。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソンデ ムゴーデモ 「それで 向こうでも」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソノ ヒキャグカ゜ クルト 「その 飛脚が 来ると」 |
||
---|---|---|---|
A |
チャント サゲ サゲゼンオ ダシテ 「ちゃんと 酒 酒膳を 出して」 |
||
---|---|---|---|
A |
デムガエダンダネ。 「出迎えたのだね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ダ マッテンダヨネ。 「(D:ダ) 待っているのだよね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー マッテンノデ。 「うん 待っているので。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ソレ 「それ」 |
||
---|---|---|---|
A |
ワガッテデモ イッタン イッタンダヨネ。 「分かっていても 行ったの 行ったのだよね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ワガッテデモ イッタ。 「分かっていても 行った。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソスト マー 「そうすると (F:まあ)」 |
||
---|---|---|---|
B |
クヤミオ ダシタ ドゴデワ 「悔やみを 出した ところでは」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソレー 「それ」 |
||
---|---|---|---|
B |
エー 「えー」 |
||
---|---|---|---|
B |
ヒキャグ ウゲル 「飛脚[を] 受ける」 |
||
---|---|---|---|
B |
* *ベギ ヒトカ゜ 「* *べき 人が」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソノ クミヤー 「その 組や」 |
||
---|---|---|---|
B |
オグヤミノ バショサ イッテッガラ 「お悔やみの 場所に 行っているから」 |
||
---|---|---|---|
A |
アー ハイ ハイ。 「ああ はい はい。」 |
||
---|---|---|---|
B |
オグヤミオ ダス ヒトケ゜ダネ。 「お悔やみを 出す 人の[家]だね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ダガラ ソレワ コンドワ モドッテ キテ 「それで それは 今度は 戻って きて」 |
||
---|---|---|---|
B |
ツグッテ 「作って」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン 「うん」 |
||
---|---|---|---|
B |
コンドワ ソン ドギニ 「今度は その ときに」 |
||
---|---|---|---|
B |
イッショーケンメー フルマッテ ヤンネート 「一生懸命 振る舞って やらないと」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソノ 「その」 |
||
---|---|---|---|
B |
オグヤミニ 「お悔やみに」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソノ イエデ 「その 家で」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソノ クヤミオ ダシタ イエサ 「その 悔み[を] 出した 家に」 |
||
---|---|---|---|
B |
アー イッタ ドギニ 「ああ 行った ときに」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソノ タイク゜ーカ゜ ワルガッタガラ ッツッテ 「その 待遇が 悪かったから と言って」 |
||
---|---|---|---|
B |
ヤッパリ 「やはり」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソノ ゴッツォーワ 「その ごちそうは」 |
||
---|---|---|---|
B |
ヤッパリ サズ ザツン ナッチャッタ ッテンダヨネ。 「やはり (D:サツ) 雑に なってしまった というのだよね。」 |
||
---|---|---|---|
A |
アー。 「ああ。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ンダガラ 「だから」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ソレワ ダイジニ シロ ッチュンダガラ。 「それは 大事に しろ と言うのだから。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー アー ナルホド。 「うん ああ なるほど。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウーン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ウーン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
マー ムカシワネー ンート。 「(F:まあ) 昔はね (F:んーと)。」 |
||
---|---|---|---|
A |
マー 「(F:まあ)」 |
||
---|---|---|---|
A |
クルマデ イグ ッツッタッテ クルマ ナガッタガラ ナンデカンデ トーイ トゴマデネ サトミトガ ソッチノ ホーモ アルギダモンネ。 「車で 行く と言ったって 車[が] なかったから なんでかんで 遠い ところまでね (O:里美)とか そっちの 方も 歩きだものね。」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
B |
アルギ アルギ 「歩き 歩き」 |
||
---|---|---|---|
A |
テクテク テクテグ アルッテ 「てくてく てくてく 歩いて」 |
||
---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
||
---|---|---|---|
A |
フタリデ。 「二人で。」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
アサ ハヤグ イッテ バンカダ。 「朝 早く いって 晩方。」 |
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---|---|---|---|
B |
ンダ ソノ ヒトラモ タイク゜ー 「そうだ その 人達も 待遇」 |
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---|---|---|---|
B |
サレッカラ 「されっから」 |
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---|---|---|---|
B |
ヨッパラッチャッテ {笑} 「酔っ払ってしまって {笑}」 |
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---|---|---|---|
A |
{笑} 「{笑}」 |
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---|---|---|---|
B |
ヨッパラッテカンネ 「酔っぱらっているからね」 |
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---|---|---|---|
A |
ソーダ アレ アソゴノ 「そうだ (F:あれ) あそこの」 |
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---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
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---|---|---|---|
A |
X4サン X5サン 「(R:X4)さん (R:X5)さん」 |
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---|---|---|---|
B |
ウーン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
アレワ ヨッパラッチャッテ 「あれは 酔っ払ってしまって」 |
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---|---|---|---|
A |
X4サント イッタンダナ アレ 「(R:X4)さんと 行ったのだな あれ」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
X6サンチノ オグヤミダッタナー 「(R:X6)さん[の]家の お悔やみだったな」 |
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---|---|---|---|
A |
オヤジ シンダ ドギダッペナ アレ。 「おやじ[が] 死んだ ときだろうな あれ。」 |
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---|---|---|---|
A |
ンー。 「(F:んー)。」 |
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---|---|---|---|
A |
X7サンワ サイキンダカラ オヤジダナ アレ X8ヤンカ゜ シンダ ドギダ。 「(R:X7)さんは 最近だから 親父だな あれ (R:X8)やんが 死んだ ときだ。」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン 「うん」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン 「うん」 |
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---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
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---|---|---|---|
A |
フタリデ イッタンダワ。 アレ サトミダガラネ アレ。 「二人で 行ったのだわ。 あれ (O:里美)だからね あれ。」 |
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---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
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---|---|---|---|
B |
アー アー アー。 「ああ ああ ああ。」 |
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---|---|---|---|
A |
X7サンノ トキカ 「(R:X7)さんの ときか」 |
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---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
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---|---|---|---|
A |
ソコデ ナンダカ サゲ ヨバレダトガナントガ イッタナ。 ソンデ トジュー 「そこで なんだか 酒[に] 呼ばれたとかなんとか 言ったな。 それで 途中」 |
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---|---|---|---|
A |
X4サンワ ノマネガラ 「(R:X4)さんは 飲まないから」 |
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---|---|---|---|
A |
カイッテ キ オイデ キチャッタンダネ。 「帰って (D:キ) 置いて きてしまったのだね。」 |
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---|---|---|---|
B |
アー。 「ああ。」 |
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---|---|---|---|
A |
ソンデ X9サン ドゴ オイデ キタノ ッテッタラ トジュウーデ ヨッパラッテッカラ ネデ ネデ ネッチャッタガラ オイテ キタッテ。 「それで (R:X9)さん[が] どこ[に] 置いて きたの と言ったら 途中で 酔っ払っているから 寝て 寝て 寝てしまったから 置いて きたと。」 |
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---|---|---|---|
B |
{笑} 「{笑}」 |
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---|---|---|---|
A |
{笑} ソンデ ウジノ オヤジラ ヨル 「{笑} それで うちの 親父達[が] 夜」 |
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---|---|---|---|
B |
**** 「****」 |
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---|---|---|---|
A |
カイチューデント モッテ 「懐中電灯[を] 持って」 |
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---|---|---|---|
B |
サカ゜シニ イッタ。 「探しに 行った。」 |
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---|---|---|---|
A |
ウーン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
B |
ウン。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
ムガエニ イッタンダワ。 「迎えに いったんだわ。」 |
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---|---|---|---|
B |
ンー。 「うん。」 |
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---|---|---|---|
A |
ソー ユー ゴド アッタナ ホント。 「そう いう こと[が] あったな 本当。」 |
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---|---|---|---|
B |
ン ダガラ ヤッパリ 「うん だから やはり」 |
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---|---|---|---|
B |
ソレ タイク゜ーカ゜ イーガラ 「それ 待遇が いいから」 |
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A |
ンー ンー。 「うん うん。」 |
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B |
ツイツイネ。 「ついついね。」 |
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B |
アー。 「あー。」 |
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B |
** ノムヨーニ ナッチャウンダッペ。 「** 飲むように なってしまうのだろう。」 |
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