日本の危機言語

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うイ゜  uɿ  [名]     (宮古砂川)
(1) うり【瓜】。
例文1
うイ゜ズぅ
uzzu
とぅりゅーばどぅ
tuɾjuubadu
あみぬ
aminu
っふぃ
ffi
キ̥゜たー 
kɿ̥taa 
「瓜を取っていたら雨が降ってきた」
(2) きゅうり【キュウリ・胡瓜】。「瓜」。昔はなくて、瓜の一種として捉えられている
例文1
た̥くとぅ
tḁkutu
うイ゜ズぅ
uzzu
まっちてぃ̥かー
mattɕiti̥kaa
ムまむぬ
mmamunu
「蛸とキュウリを混ぜるとおいしい」
出典
セリック・ケナン(2018)「宮古語砂川方言調査ノート」
同源語
地点 語形(音韻・音声表記) 音声 語形(仮名表記) ア型/類 意味 出典
類別語彙日琉 ori ウリ 4B 五十嵐(2016/19)
福井県大野市上打波 uri
ウリ 0 松倉(2023)
福井県池田町西角間 uri
ウリ β 松倉(2020)
山梨県奈良田 u[lʲi
ウ[リ 1 きゅうり 小西他(2022)
八丈島三根 [u]ɾi
うり 三樹(2015)
八丈島末吉 [u]ɾi
うり 三樹(2015)
喜界荒木 [ʔu]ɾi
‘ウリ 木部暢子・小川晋史(2013)
喜界小野津 [ʔuɾi
‘ウリ 木部暢子・小川晋史(2013)
喜界上嘉鉄 ʔu[ɾi
‘ウリ 小川(2013)
喜界湾 ʔu[ɾi
‘ウリ 小川(2013)
沖永良部島国頭 [u]i[ː
ういー 横山(2017)
与論東区 ʔu[i
‘うい 木部(2015)
宮古池間西原 u]i
うい 林・セリック(2018)
宮古水納 uvvui
うっヴぅい p1 セリック・大浦(2022)
八重山波照間 uriɴ
うりん˥ H 胡瓜 セリック・麻生・中澤(2023)
与那国祖納 ui
うい キュウリ 山田・中澤(2018)
与那国祖納 ui うい B 瓜。島瓜 与那国方言辞典編集委員会(2021)
与那国祖納 ui うい B 胡瓜 与那国方言辞典編集委員会(2021)