日本の危機言語

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イク  [i]ku  [動]   0  (山梨県奈良田)
(1) いく・さる【行く・去る】。
例文1
アレー
a[[leː
コカ゜ーノ
[ko]ŋaːno
ヨナカニ
[jo]naka[nʲi
ドコ
do[ko
イクー
i]kuˑ
「あれ? こんな夜中にどこに行くの?」
例文2
カイコ゜ーカ゜
[ka]iŋoːŋa
オワットードーデ
[o]watto[ː]doːde
ソトエ
θo[to]e
デキテ
dekʲi[te]
イェーサ
[je]ː[θa
イットー
i]tto[ː
「会合が終わったので、外に出て、家に行った」
例文3
アシター
[a]ɕitaː
コーフニ
[ko]ːɸunʲi
イク
[i]ku
「明日、甲府に行く」
(1) いく【行く】。
出典
小西いずみ、三樹陽介、吉田雅子(2022)「山梨県奈良田方言調査ノート」
同源語
地点 語形(音韻・音声表記) 音声 語形(仮名表記) ア型/類 意味 出典
類別語彙日琉 ik- イク ⅠA 行く 五十嵐(2016/19)
福井県大野市上打波 igu
イグ 0-1 行く 松倉(2023)
宮古水納 iki
いき a 行く セリック・大浦(2022)