日本の危機言語

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カム  ka[mu  [動]   1  (山梨県奈良田)
(1) かむ【噛む】。ツム(深沢1957: 141、「前歯でかむ」意)は聞いたことがない
例文1
ヨク
jo[ku]
カンデ
kan[de]
ケー
ke[ː]]
「よく噛んで食え」
出典
小西いずみ、三樹陽介、吉田雅子(2022)「山梨県奈良田方言調査ノート」
同源語
地点 語形(音韻・音声表記) 音声 語形(仮名表記) ア型/類 意味 出典
類別語彙日琉 kam- カム ⅡB 噛む/食べる 五十嵐(2016/19)
福井県大野市上打波 kamu
カム 0-0 噛む 松倉(2023)
宮古水納 kan
かん c 噛む セリック・大浦(2022)
八重山波照間 kḁmuɴ
かむん˥ H 噛む。咬む セリック・麻生・中澤(2023)
与那国祖納 kam- かむん B 噛む 与那国方言辞典編集委員会(2021)