日本の危機言語

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コンバシー  [ko]mbaɕi[ː  [形]   4  (山梨県奈良田)
(1) かんばしい【芳しい】。煎った食べ物などが香ばしい場合に使う。花の香がよい場合は「カオリカ゜ ヨイ」[ka]olʲiŋa jo[i と言い、コンバシーは使えない。
例文1
コノ
[ko]no
マミャー
mamʲa[ː
コンバシクテ
ko]mbaɕiku[te
ウマソーダヨ
u]maθoː[da][[jo
「この豆は香ばしくてうまそうだよ」
出典
小西いずみ、三樹陽介、吉田雅子(2022)「山梨県奈良田方言調査ノート」
同源語
地点 語形(音韻・音声表記) 音声 語形(仮名表記) ア型/類 意味 出典
類別語彙日琉 kabasi- カバシイ xA 香ばしい。匂いが良い/美しい 五十嵐(2016/19)
沖永良部島仁志 habaɕaɴ
はばしゃん 芳しい 知名町公民館講座(2022)
沖永良部島赤嶺 habaɕaɴ
はばしゃん 芳しい 知名町公民館講座(2022)
沖永良部島田皆 habaɕa
はばしゃ 芳しい 知名町公民館講座(2022)
宮古水納 kabassadu ai
かばっさどぅ あい a 芳しい セリック・大浦(2022)
八重山川平 kabasaː
かばさー 良い匂い セリック他(2021)