日本の危機言語

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チボ  ʨi[bo  [名]   1  (山梨県奈良田)
(1) ちち【乳】。乳房も乳も表す
例文1
チボー
ʨi[bo]ː
クレロ
kulelo
「(赤ん坊に)乳をやれ」
例文2
アカンボーニ
a[ka]mboːnʲi
チボー
ʨi[bo]ː
ヤレー
jaleˑ
「赤ちゃんに乳をやれ」
例文3
コノ
kono
カー
[ka]ː
オカーノ
[o]ka[ː]no
チボー
ʨi[bo]ː
サワッテーレバ
[θa]watteː[le]ba
アンシンスルヨーダヨ
[a]ĩɕĩ
θulujo[ː]da[jo
「この子はお母さんの乳房を触っていれば安心するようだよ」
出典
小西いずみ、三樹陽介、吉田雅子(2022)「山梨県奈良田方言調査ノート」