日本の危機言語

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ナル  na[lu  [動]   1  (山梨県奈良田)
(1) なる【成る】。
例文1
ミカ゜
[mʲi]ŋa
ガイニ
ga[i]nʲi
ナッタ
nat[ta
「実がたくさんなった」
例文2
ハナカー
ha[na]kaː
ガッコーノ
ga]kkoːno
センセーニ
θeĩθe[ː]nʲi
ナッタ
nat[ta
「花子は学校の先生になった」
出典
小西いずみ、三樹陽介、吉田雅子(2022)「山梨県奈良田方言調査ノート」
同源語
地点 語形(音韻・音声表記) 音声 語形(仮名表記) ア型/類 意味 出典
類別語彙日琉 nar- ナル ⅡB 成る 五十嵐(2016/19)
福井県大野市上打波 naru
ナル 0-0 成る 松倉(2023)
宮古水納 nai
ない c 成る セリック・大浦(2022)
八重山川平 nasɨɴ
なすぃん 生む セリック他(2021)
八重山波照間 naːruɴ
なーるん˩˥ R 出来る。実がなる セリック・麻生・中澤(2023)
与那国祖納 nar- なるん B なる 与那国方言辞典編集委員会(2021)
与那国祖納 nar- なるん B 生る。実る 与那国方言辞典編集委員会(2021)
与那国祖納 nar- なるん B 可能だ。できる 与那国方言辞典編集委員会(2021)