日本の危機言語

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ヒク  [çi]ku  [動]   0  (山梨県奈良田)
(1) ひく【挽く】。昔は水車があって実際に粟や蕎麦を挽いた。
例文1
スイシャデ
θu[i]ɕade
コナー
[ko]na[ː
ヒートー
çi]ːto[ː
「水車で粉を挽く」
(2) ひく【引く】。
例文1
ソノ
[θo]no
ター
taː
ヒーテ
[çi]ːte
アケロ
akelo
「その戸は引いて開けろ」
出典
小西いずみ、三樹陽介、吉田雅子(2022)「山梨県奈良田方言調査ノート」
同源語
地点 語形(音韻・音声表記) 音声 語形(仮名表記) ア型/類 意味 出典
宮古水納 piki
ぴき a 挽く セリック・大浦(2022)
八重山波照間 pi̥kuɴ
ぴくん˥˩ F 挽く セリック・麻生・中澤(2023)