日本の危機言語

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ヒトツ  çi̥[to]tu  [名,数]   1  (山梨県奈良田)
(1) ひとつ【一つ】。
例文1
ヒトツ
çi̥[to]tu
アルヨ
a[lu][[jo
「一つあるよ」
例文2
コノ
[ko]no
ニモツト
nʲi[mo]tuto
アノ
[a]no
ニモツー
nʲi[mo]tuː
ヒトツニ
çi[to]tunʲi
マトメロヤレ
[ma]tomeloja[le]]
「この荷物をあの荷物を一つにまとめろよ」
出典
小西いずみ、三樹陽介、吉田雅子(2022)「山梨県奈良田方言調査ノート」
同源語
地点 語形(音韻・音声表記) 音声 語形(仮名表記) ア型/類 意味 出典
福井県大野市上打波 ɕi̥to]ːtsu
シ̥ト]ーツ 2 一つ 松倉(2023)
福井県池田町西角間 çi̥totsu
ヒ̥トツ β 一つ 松倉(2020)
八重山波照間 pi̥tutʃi
ぴとぅち˥ H 一つ セリック・麻生・中澤(2023)
与那国祖納 TuCi ‘とぅち C 一つ 与那国方言辞典編集委員会(2021)