日本の危機言語

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メシ  [me]ɕi  [名]   2  (山梨県奈良田)
(1) めし【飯】。
例文1
メシカ゜
[me]ɕi[ŋa
ネートーヨ
neːto[ː]jo
「飯が炊けたよ」
例文2
コメノ
[ko]meno
メシャー
meɕa[ː
ムカシャー
mu]kaɕaː
メッタニ
met[ta]nʲi
カナンドーヨ
ka[na]ndoː[jo
「米の飯は昔はめったに食わなかったよ」
(1) ごはん【ご飯】。
(2) しょくじ【食事】。
例文1
メシオ
[me]ɕi[o]
カザー
ka[ða]ː
「飯(=食事)を食おう(勧誘)」
例文2
メシオ
[me]ɕi[o]
カザー
ka[ða]ː
「飯(=食事)を食おう(勧誘)」
出典
小西いずみ、三樹陽介、吉田雅子(2022)「山梨県奈良田方言調査ノート」
同源語
地点 語形(音韻・音声表記) 音声 語形(仮名表記) ア型/類 意味 出典
八丈島三根 [me]ɕi̥
めし 飯。ご飯 三樹(2015)
八丈島末吉 [me]ɕi̥
めし 三樹(2015)
鹿児島県甑島里 meːɕi
メーシ 平塚(2019)