日本の危機言語

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ヤク  [ja]ku  [動]   0  (山梨県奈良田)
(1) やく【焼く】。
例文1
サカナー
[θa]kanaː
アミデ
[a]mʲi[de]
ヤク
jaku
「魚をあみで焼く」
例文2
ヤマミャー
[ja]mamʲaː
ヨク
jo[ku]
ヤイテ
jaite
クットーホーカ゜
kut[to]ːhoːŋa
ヨイヨ
jo[i][[jo
「ヤマメはよく焼いて食ったほうがよいよ」
(2) もやす【燃やす】。
例文1
ゴミオ
[go]mʲi[o]
ヤイタ
jaita
「ごみを燃やした」
出典
小西いずみ、三樹陽介、吉田雅子(2022)「山梨県奈良田方言調査ノート」
同源語
地点 語形(音韻・音声表記) 音声 語形(仮名表記) ア型/類 意味 出典
福井県大野市上打波 jagu
ヤグ 0-1 焼く 松倉(2023)
宮古水納 jaki
やき a 焼く セリック・大浦(2022)
八重山川平 jakɨ
やきぃ 焼く セリック他(2021)
八重山波照間 jaguɴ
やぐん˥˩ F 焼く。焼き捨てる セリック・麻生・中澤(2023)
与那国祖納 dag- だぐん A 焼く 与那国方言辞典編集委員会(2021)