語彙詳細 - 日本の危機言語

タビ tabi [名詞] xA （類別語彙日琉）

(1) たび【旅】。

出典
五十嵐陽介（2016）「アクセント型の対応に基づいて日琉祖語を再建するための語彙リスト「日琉語類別語彙」」『日本語学会2016年度春季大会予稿集』 233-238／「日琉語類別語彙（2019年5月17日版）」

同源語
地点	語形（音韻・音声表記）	語形（仮名表記）	ア型／類？項目のアクセント型	意味	出典
福井県大野市上打波	ta]bi	タ]ビ	1	旅	松倉（2023）
福井県池田町西角間	ta]bi	タ]ビ	α	旅	松倉（2020）
山梨県奈良田	[ta]bʲi	[タ]ビ	2	旅	小西他（2022）
鹿児島県甑島里	tabʲi	タビ		旅	平塚（2019）
喜界荒木	ta[bi	タビ		旅	木部暢子・小川晋史（2013）
喜界小野津	[ta]bi	タビ		旅	木部暢子・小川晋史（2013）
喜界上嘉鉄	ta[bi	タビ		旅	小川（2013）
喜界湾	ta[bi	タビ		旅	小川（2013）
宮古砂川	tabɿ	たビ		旅	セリック（2018）
宮古水納	tabi	たび	L0	旅	セリック・大浦（2022）
八重山川平	tḁpɨ̥	たぴぃ		旅	セリック他（2021)
八重山波照間	tḁpi	たぴ˥˩	F	旅。旅行	セリック・麻生・中澤（2023）
与那国祖納	tabi	たび	A	旅	与那国方言辞典編集委員会（2021）