日本の危機言語

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シラメク  ɕirameku  [動]   0  (福井県大野市上打波)
(1) まっしろになる【真っ白になる】。冬の夕方、一面が真っ白になり道の境が見えなくなる。専らシラメイテやシラメイタの形で使いシラメクとは言わない。白峰のシラビャウ〈雪で道の境が分からない〉と関係があるか(加藤2005, p.34)。シラメ]イタ〈真っ白になった〉
例文1
シラメ]イテ
ɕirame]ite
ンメン
mmeɴ
ナッデナー
naddenaː
「一面真っ白になって見えなくなるからな」
出典
松倉昂平(2023)「福井県大野市上打波方言調査ノート」