日本の危機言語

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びー¯  biː  [動]   a  (宮古水納)
(1) すわる【座る】。
例文1
たき]ぬ
taki]nu
たかぴとぅとぅ
takapitutu
[たき]ぬ
[taki]nu
びだぴとぅぬどぅ
bidapitunudu
ぶい
bui
「身長が高い人と、身長が小さい人がいる」
例文2
たーゆいやーまい
taːjuijaːmai
たきぬどぅ
takinudu
たかしゃ
takaɕa
あい
ai
「誰よりも身長が高い」
備考 命令形は〈びーる〉
アクセント資料
(1)
びーまん=
bi:maN=
X.vol.neg
(2)
びーどぅ
biː]du
X.cvb=du
ぶい
bui?
...
(3)
びーだたん
bi:dataN=
X-datan
(4)
びーぐまた
biːgumata
X-gumata
出典
セリック・ケナン、大浦辰夫(2022)『みんなふつ語彙集』国立国語研究所みんなふつ語彙集. http://doi.org/10.15084/00003679
同源語
地点 語形(音韻・音声表記) 音声 語形(仮名表記) ア型/類 意味 出典
類別語彙日琉 wi- ヰル ⅠA 座る/居る 五十嵐(2016/19)
山梨県奈良田 [i]lu
[イ]ル 0 居る 小西他(2022)
八重山波照間 biruɴ
びるん˥˩ F 座る セリック・麻生・中澤(2023)