日本の危機言語

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あぶすぃ  abusɨ  [名]     (八重山川平)
(1) あぜみち【あぜ道】。
例文1
あぶすぃんどぅ
abusɨɴdu
しばさるどー
ʃibasarudoː
「あぜ道が狭いよ」
出典
セリック・ケナン, 麻生玲子, 中澤光平, 中川奈津子(2021)「川平方言語彙集」川平村の歴史編纂委員会(編)『新版川平村の歴史』 436-410
同源語
地点 語形(音韻・音声表記) 音声 語形(仮名表記) ア型/類 意味 出典
類別語彙日琉 abosi/abusi アボシ oC 五十嵐(2016/19)
喜界阿伝 ʔa[bu]ɕi̥
‘アブシ あぜ道 木部暢子・小川晋史(2013)
喜界上嘉鉄 ʔa[bu]ɕi̥
‘アブシ あぜ道 小川(2013)
沖永良部島上平川 [aː]bu[ɕi
あーぶし あぜ道 横山(2017)
与論東区 a[buɕi
あぶし あぜ道 木部(2015)
沖縄伊平屋村田名 abuɕi
あぶし あぜ道 カルリノ(2018)
宮古砂川 avsɿ
あヴす あぜ道 セリック(2018)
八重山波照間 abuʃi
あぶし˥ H 畦。田の畔 セリック・麻生・中澤(2023)
与那国祖納 abuʨi
あぶち あぜ道 山田・中澤(2018)
与那国祖納 abuCi あぶち C 畦。畦道 与那国方言辞典編集委員会(2021)