日本の危機言語

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か]つ  katsʉ  [動]   c  (宮古水納)
(1) かつ。しょうりする【勝つ。勝利する】。
例文1
かでぃふきぬ
kadifukinu
とぅきんな
tukinna
んだんけーまい
ndankeːmai
いかん
ikan
やーんてーんどぅ
jaːnteːndu
ぶい
bui
「台風の時にどこにも行かず、家にばっかりいる」
アクセント資料
(1)
かてぃー]どぅ
kaxti:]du
X.cvb=du
ぶい
bui
...
(2)
かつぐまた
katsɿgumata
X-gumata
(3)
かちーどぅ
katSi:]du
X.cvb=du
ぶい
bui
...
(4)
かただたん
kaxta]dataN
X-datan
出典
セリック・ケナン、大浦辰夫(2022)『みんなふつ語彙集』国立国語研究所みんなふつ語彙集. http://doi.org/10.15084/00003679
同源語
地点 語形(音韻・音声表記) 音声 語形(仮名表記) ア型/類 意味 出典
類別語彙日琉 kat- カツ ⅡB 勝つ 五十嵐(2016/19)
福井県大野市上打波 katsu
カツ 0-0 勝つ 松倉(2023)
山梨県奈良田 ka[tu ~ ka[ʦu
カ[ツ 1 勝つ 小西他(2022)
八重山波照間 kḁtsuɴ
かつん˥ H 勝つ セリック・麻生・中澤(2023)
与那国祖納 kaT- かとぅん B 勝つ 与那国方言辞典編集委員会(2021)