日本の危機言語

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あかつ  akatsɿ  [名]     (宮古砂川)
(1) ち【血】。調査では第二音節が有声であったが、無声の「akḁtsɿ」という発音が普通。
例文1
あか̥つぬどぅ
akḁtsɿnudu
だらだらてぃ
daɾadaɾati
うてゅーイ゜
utjuuɿ
「血がだらだらと出ている」
出典
セリック・ケナン(2018)「宮古語砂川方言調査ノート」
同源語
地点 語形(音韻・音声表記) 音声 語形(仮名表記) ア型/類 意味 出典
類別語彙琉球 aka-ti アカチ nA 五十嵐(2016/19)
喜界湾 [ʔaː]ʨˀi
‘アーチ 小川(2013)
宮古池間西原 a[ka]tsɨ
あかつ 林・セリック(2018)
宮古水納 akatsʉː
あかつー L0 セリック・大浦(2022)
八重山川平 hḁkatsɨsɨ
はかつぃすぃ 赤血。血 セリック他(2021)